その中身には、持ち主のリアルな生活がつまっています。
今回は、IT企業でビジネス・ディベロップメント、セールスとして働く女性のスマホの中身をのぞいてみました。
東京在住IT企業会社員のスマホの中身戴蓉婧(タイ・ヨウセイ)さん
職業:IT企業会社員
東京在住歴:12年
中国・福建省で生まれ、18歳のころに日本に移住したヨウセイさん。
大学では観光学を専攻し、学生時代もバイト代のほとんどを旅行代に費やしていたそう。
現在は、旅のソーシャルメディア「trippiece(トリッピース)」とキュレーションメディア「RETRIP(リトリップ)」のビジネス・ディベロップメント、セールスとして活躍中。旅好きな彼女のスマホの中身は...。
──いちばん使うアプリは?
いちばん使うのは、やっぱりGmail。あとはLINE、Slack、Google Chrome、Facebook、Messenger...。コミュニケーションアプリはよく使います。
すぐタッチできるように、画面の右下に使う頻度の高いアプリを集めてます。
──SNSはやってる?
Facebookがメインですね。仕事中もつねに開いています。日本に来る前から使っていて、前はなんでも投稿していたんですけど、Facebookの色が変わってきているように感じていて...。最近はもっぱら仕事の投稿。プライベートなことはあまり投稿しないようになりました。
Instagramも毎日使っています。仕事の関連もあってトレンドを把握しておかないと、と思って。私自身はフードの写真しかアップしていません。だいたいはお店で食べたものですね。自分でつくった料理は絵づらが悪いのでアップしません(笑)。
──Instagramは鍵つけてる?
自分のプライベートを公開することというよりも、いい写真をどうやったら撮れるかとか、機能自体を楽しんでいる感じなので、鍵はつけていません。
──ホームスクリーンはどんな画像にしてる?
ホームスクリーンは初期のもの。あまり気にしていないですね。
学生のころは一時期変えていました。LAの友だちの家に遊びに行ったときに、猫が好きになった記念で、その子のうちの猫の写真にしていたことがあります(笑)。
──朝イチでチェックするアプリは?
SlackとGmail。目を開いた瞬間にチェックします。
──音楽を聴くアプリは使ってる?
中国のアプリ「xiami」を使ってます。毎年3,000~4,000円はらって、2万曲ダウンロードできるんですけど、いままでで5万曲くらい聞きましたね。
長く使っていると聴いている曲を学習してくれてBGMを作ってくれたり、いろんなシーンに合わせたプレイリストを作ってくれたり。音楽が好きであれば自分でキュレーションすることもできます。
曲を流すと歌詞も表示されて、翻訳も入るんですよ。とにかく素晴らしい!
──天気や時計で登録している都市は?
東京、アムステルダム、シンガポール、ニューヨーク。
アムステルダムは友だちが住んでいるので、連絡するときに時間をチェックするために登録しました。ニューヨークは去年の年末に旅行で行ったので。シンガポールは...なぜ登録したのかわからないです(笑)。
──お気に入りのアプリを教えて。
感動したのは、中国のアプリ「CTrip(携程旅行)」。旅行に必要なすべての機能が入っているんです。ホテルの予約は当たり前なんですけど、電車、タクシー、レンタカー、Wi-Fi、Uber...いわゆる世の中のすべての旅行系アプリをここに集約しているんですよ。
チャットでも電話でも24時間つながるので、なにか変更があったときもすぐに対応してもらえる。ユーザー目線でみるととっても便利です。
「大衆点評(大众点评)」という出前のアプリも気に入ってます。食べログみたいな感じなんですけど、すべてお店予約機能があって、かつ出前も頼めるので便利。映画館でいまどんな映画が上映しているのかも一覧で見れるんです。クリックするとポップコーンつきでチケットを買うことができて、入るときもスマホでピッて入かざすだけ。関心しちゃいました。
──あったらいいな、と思うアプリは?
自分の行きたい店をリストアップできるアプリがあればいいなと思っています。
ここ1年間で行ったお店はインスタでアップしていて、思い出せないときはインスタを見に行くようにしているんですけど、行きたい店をリストアップできるアプリやサービスがない。Rettyか食べログにがんばってほしいです。
──アラーム使ってる?
アナログのアラームとスマホのアラーム、どちらも使っています。
少なくとも30分前にセットして、4、5回タッチしてますね。朝はいちばん苦手です。
──Siriは使う?
使わないですね。急に思い出して、年1くらいでしゃべりかけるかな。「生きてるー?」って(笑)。
Siriの声は、もちろん男! 女のひとの声は色気ないから(笑)。男のひとのほうが、まだ遊び心がある感じがします。
──スケジュール管理はどうやって?
仕事もプライベートも、予定はすべてGoogleカレンダー。会社のアカウントにプライベートな予定も書きこんでいます。だから、会社のひとには、私が誰とごはんを食べていて、土日になにをするのかも全部わかっちゃいます。
この仕事をはじめてから、オンとオフの区別が曖昧になりました。悪い癖だと思うんですけど、プライベートで起こったことも、ついつい仕事とつなげて考えてしまったりとか...。でも仕事は嫌いじゃないですね。好きでいたくもないですけど(笑)。
──最近いちばん気になるニュースは何?
中国政府が最近打ち出している「一帯一路(いったいいちろ)」という政策が気になっています。勉強不足でどんな政策なのか、まだいまいちわかっていないのですが、最近やたらと目にすることが多くて...。勉強しようと思っています。
お気に入りのスポットは自宅のベランダヨウセイさんのお気に入りのスポットは、自宅のベランダ。「都会ではめずらしく、目の前が空き地になっているので、裸で歩いても外から見えないんですよ」と、赤裸々に語ってくれました。
ベランダでの好きな過ごし方を聞くと「コーヒーとたばこ」と、ニコニコしながら答えてくれたヨウセイさん。仕事とプライベートの区切りが曖昧なヨウセイさんにとっては、ベランダで一服する時間が本当のオフタイムなのかもしれません。
取材・撮影/グリッティ編集部
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