車社会のアメリカに移住してから、運動不足になった私...。

運動不足を解消するためにジムに通い始めて、気づいたことがあります。

それは、ジムにいる女性たちは痩せたいのではなくボディメイクのため、とくに大きくてセクシーなおしりをキープするために、エクササイズをしているということ。

いや、私、大きなおしりは目指していません...

Kylieさん(@kyliejenner)がシェアした投稿 - 2017 5月 11 10:11午前 PDT

週に2、3回ジムに通っていたら、それなりに顔なじみができてきました。

慣れてきたころに「あなたのおしりはフラットすぎるわ。もっと大きなおしりにしなきゃ!」と言われてびっくり。いや、私、大きなおしりは目指していません...。

そう言う彼女は、歳は30代半ばくらい。中肉中背のちょうど良いスタイルだけど、おしりはでっかい。

どうやったらそんなに大きく丸みのあるおしりになるんだろう? と常日頃から疑問に思っていたので、思いきって聞いてみました。

すると彼女はきっぱりと「このおしりをキープするためにジムに来ているのよ」と答えてくれました。大きくて丸みのあるおしりをキープするために、ヒップアップのエクササイズに力を入れているのだそう。

そういえば、ヒップアップのマシンはいつも満員です。

私も一度行ってみたけれど「あれ? 場違い?」と思うほど、私のようにフラットで丸みのないおしりの女性はいませんでした。

アメリカでは、キュッと上がった大きなおしりがセクシーの条件

Kim Kardashian Westさん(@kimkardashian)がシェアした投稿 - 2016 9月 15 11:42午前 PDT

ボリュームがあって丸みがあって、さらにキュッと上がったおしりがセクシー。アメリカでは、大きなおしりがモテる条件のひとつになっています。

とくに最近のおしりブームは、超加速。

ハリウッドでは豊尻手術がトレンドとなり、おしりが目立つドレスを着ておしりを強調したポーズをとったセレブの写真が世間を騒がせます。

この空前のおしりブームの火つけ役はキム・カーダシアンと言われていますが、思えば昔からアメリカでは大きなおしりがセクシーの代名詞でした。

ジェニファー・ロペスはおしりを振ったセクシーダンスで有名になったし、デパートの下着売り場にはおしりを大きく見せるパッド入り下着がたくさん売っています。

友人の男性に、このおしりブームについて話をすると、「胸よりもセクシーなおしりに目がいく」という意見がほとんどでした。

パンツのサイズはどうなるの? 時代はもう、大きなおしりに合わせている

Khloéさん(@khloekardashian)がシェアした投稿 - 2017 4月 3 10:44午前 PDT

でも、おしりが大きい場合、パンツのサイズはどうなるのでしょうか。

足が細くても、あれだけお尻が大きいと、サイズ0~2は入らないだろうと思います。

そういえば私のヨガの先生も、おしりは大きめ。いつも、細い体と大きなおしりのバランスがどうしてもおかしく見えてしまいます。

あんなに細い太ももに、大きく丸いおしりが入るパンツはあるの? 疑問を持ちながらアメリカのデパートをのぞいてみると...ありました!

よくよく見ると、アメリカのパンツってヒップ部分が大きい。どうりで私の体型に合わないわけです。

たとえば私が買うサイズ2のジーンズは、太もも部分は細いのに、おしり部分が余ってしまいがち。いつもズレやすいと感じていたのは、そのせいだったみたいです。

時代はもう、大きなおしりに合わせているのか...。

そんなことを考えつつ、女子たちの丸くて大きなおしりを見ながら、今日もジムで汗を流します。

写真/Shutterstock

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