まぁそうだわな。機嫌よく笑ってたと思えばいきなり怒りはじめる女性なんてそりゃダメだ。ただの疲れる人である。
椅子を投げつけてでも大好きな彼にわかってほしいことがあるどこかで聞いた話で、感情とは「振れ幅」によって左右されるという。
たとえば、ポジティヴな感情が大きければ大きいほどネガティヴな感情もそのぶん大きくなるらしい。はじめに聞いたときはピンとこなかったが、後々になって気づいたことがある。
それは、相手に対してどれだけ心を許していて、どれだけ素直に接しているかで相手に対する感情の「振れ幅」も変わるということ。
私のまわりに、彼氏に椅子を投げつけるくらいの、馬鹿デカイ喧嘩を週3レベルで繰り広げる女の子がいる。
彼女は、良くも悪くもとても素直で、感受性豊か。仲の良いときは見ているだけでこっちも幸せになるほどでいいのだが、ありのままの自分をわかってほしいと思うばかりに、毎度喧嘩も半端じゃない。
そういう性格だから仕方ないと言えばそれまでだが、理解できないこともない。だって、椅子を投げつけてでも大好きな彼にわかってほしいことがあるんだもの。私は投げつけたことないけど。
内面での振れ幅が大きい人ほど素直な人なんだ逆を言えば、素直になれていない人ほど喧嘩をしないということ。しないというより、できないに近いかもしれない。
もちろん原因はそれだけではないけれど、「好き」から生み出されるいろいろな感情(たとえば嫉妬とか、相手の嫌なところ、直して欲しいところに対する感情)を100%のチカラで相手に伝えられない人ほど喧嘩やぶつかり合いを恐れ、我慢をしてしまう。そのせいか幸福感もあまり感じられなくなる。
我慢することによって相手との距離もどんどん広がり、疲れてしまい、最後に感情がバーンと爆破、別れを選択せざるを得ない状態に陥る。なんとも悲しい結末。
だからね、ひとつ覚えていてほしいことは、内面での振れ幅が大きい人ほど素直な人なんだってわかってあげてほしい。
怒ったり泣いたりわめいたりしても、それって自分に対して素直でいてくれてる証拠で、あなたのことが大好きな証拠だよ。許してあげて、イタイかもしんないけどさ。
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