そんななか、ニューヨークの老舗デパート「Saks Fifth Avenue(サックス・フィフス・アベニュー)」は、1フロアすべてを使ってジムやスパなど「ウェルネス」をコンセプトにしたポップアップを期間限定でオープン。話題になっています。
フィットネス、メディテーション、さらにファッションスタイルまでもが、ヘルスに流れすぎているいま。
一体、ファッションはどこに行ってしまうの?
ニューヨーカーに人気。「ウェルネス」がつまったポップアップストアSKINNEY Medspaさん(@skinneymedspa)がシェアした投稿 - 2017 6月 27 4:50午前 PDT
5月から10月まで開かれるサックス・フィフス・アベニューのウェルネスポップアップフロアは、22のスペースに分かれています。
フィットネスウェアやグッズ、ヘルスケアやスキンケアグッズ、サプリメントや水素水バー、スパなど、豊富なラインナップ。
また、ジムやフィットネスクラスまで開催し、まさにいまのニューヨークにぴったりな「ウェルネス」がメインのフロアとなっています。
この「ウェルネス」という言葉。日本でもよく使われるようになりましたが、簡単に言うと、「健康に生きるためのライフスタイル」というような意味で、最近アメリカではよく見聞きします。
ジムに行くのは当たり前で、メディテーション、ヨガやピラティスなど、新しいウェルネストレンドをどんどん取り込むニューヨーカー。
そんな彼らにとって、運動、ヘルシーな食事、最新のヘルスグッズがそろっている"ウェルネス"があふれたサックス・フィフス・アベニューのポップアップフロアは、まさに都会で生きる人たちのライフスタイルの象徴なのです。
ファッションよりもヘルス。それこそが時代の流れ?Breatheさん(@breathesaltrooms)がシェアした投稿 - 2017 1月 22 7:02午後 PST
ポップアップフロアには、ほかにもハイテックフェイシャルを施術してもらえる「SKINNEY Medspa」や塩セラピーを受けられる「Breathe Salt Rooms」など、注目の新体験ができるブースが盛りだくさん。
HFactor™ Hydrogen Waterさん(@hfactorwater)がシェアした投稿 - 2017 5月 18 12:10午後 PDT
私がこのサックス・フィフス・アベニューによるポップアップフロアの話を聞いたとき、現代のニューヨーカーが何を求めているかを実現させた結果なのだろうと理解する反面、ファッションフリークとしてはなんだか少し寂しい気分でした。
サックス・フィフス・アベニューといえば、コレクションで見るハイブランドの最新アイテムがそろい、コレクションの宝庫として存在感のあるファッションの神殿。
それが、いつの間にかフィットネス関連の売場がこんなにも拡大されたいま。「ウェルネス」こそが時代の流れなのだと再確認しました。
写真/gettyimage
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