地球の人類には、男と女がいて当たり前。 そう思ってはいませんか？　思いますよね。私もそうでしたもん。 しかし、その常識も今となってはゆらぎそう。というのも、先日『しゃべくり007』（日テレ系）で放送されていた内容によると、このままいくと将来、地球上から男性が消えてしまうというのです！ 一見トンデモ論にも思えるこの説、唱えているのは広島大学の准教授で細胞や生態系が専門の長沼毅博士。科学界のインディー・ジョーンズと言われ、未知の世界の研究の第一人者です。 この説、私たちが思っている以上に信憑性が高いのかも......。 でも、どうして男性が消えてしまうの？ 　

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長沼博士によると、それは染色体が関係してくるよう。 ご存知のように人間にはXとYの染色体があり、Y染色体を持つのが男性です。しかし、このY染色体がいまどんどん短くなっており、将来的には消えてしまう可能性があるんだとか。 Y染色体が消えてしまうというのは、男性を作り出す遺伝子がなくなってしまうのと同じこと。そうすると、女性しか生まれない世の中になってしまうというのです!! 「でも、それだと子孫が残せなくなって人類は絶滅してしまうのでは？」 という疑問が残ると思いますが、そのへんは心配ご無用（？）だそう。現時点ではマウス実験の段階ではあるものの、女性の卵子だけで子どもが生まれる技術が開発されているようです。 男が消える、女だけで子どもを産む......。頭がクラクラしそうな新説ですが、爬虫類にはこれまでにも同様のケースがあり、生態を変えて生き残っているよう。進化を繰り返してきた人類、こういう結末もあるのかも!? photo by Thinkstock/Getty Images ［雑学情報］ （トレンドウォッチャー／小坂井良子）
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