どこをとってもフォトジェニックなパリの街。

でも、石畳が続いていて、クリーム色やグレーの建物が多いパリの風景は、色彩的には意外と地味。

だからこそ、パリの街では明るいカラーのファッションがとにかく映えます。

とくにパリジェンヌは、原色である赤・青・黄の使いかたがとても上手なのです。

赤・青・黄色。真似したくなるパリジェンヌの原色使い

L'HABIBLIOTHEQUEさん(@lhabibliotheque)がシェアした投稿 - 2017 6月 12 8:23午前 PDT

主張の強い赤は、普段のファッションにはなかなか取り入れにくい印象がある色。でも、単色ではなく、柄アイテムとしてなら、いつものコーディネートにもさりげなく馴染みます。

エネルギーや情熱を表し、何かを新しく始めるときや自分のパッションをさらに盛り上げたいときに効果的な色でもある赤。

知人のパリジェンヌには

「私のカラーは赤よ! 毎日ファッションのどこかに赤を取り入れてるの」

と言うほどの赤ラヴァーがいます。赤を愛する理由を聞いてみると

「私の肌は白いから、赤がよく映えるの。顔色をよく見せてくれるし、パワーをくれる色だから」

と教えてくれました。

パリジェンヌにとって、ファッションで取り入れる色は、ただ「好きなだから」というだけでなく、自分の肌色を引き立ててくれるかどうかも重要なポイントなようです。

FrenchyStyle--Jonathan Paciulloさん(@lefrenchystyle)がシェアした投稿 - 2017 6月 28 4:24午後 PDT

赤と青を取り入れたコーディネート。

シャツのなかに着ているワンピースとサングラスがブラックで統一されているおかげで、赤と青の原色同士でも対立することなく馴染んでいます。

ビッグサイズのシャツをワンピースに重ねるのは、参考にしたい上級テクニック。

BLOGGER DIGITAL INFLUENCERさん(@laxtitia)がシェアした投稿 - 2017 7月 18 8:21午前 PDT

こちらも青を使ったスタイル。夏らしいショートパンツコーデは、白と青に統一すればより涼しげになります。

青は、冷静さやコミュニケーション力を得るのに効果的な色。また、身に着けていると、なんとなく気持ちが穏やかになります。

暑い夏だからこそ、青の着こなしをマスターして、さわやかに乗り切りたい。

FrenchyStyle--Jonathan Paciulloさん(@lefrenchystyle)がシェアした投稿 - 2017 6月 23 2:30午前 PDT

サングラスとワンピースで黄色を取り入れたコーディネート。少し日焼けした肌によく似合います。

真っ白な肌だと浮いてしまう色でも、日焼けしたベージュ肌になら馴染むことがあるので、パリジェンヌたちはそこまで計算して日焼けを楽しんでいるようです。

夏のショッピングシーンでは「この色、日焼けしたら似合うわね。バカンスで肌を焼いたらたくさん着よう!」と言いながら買い物するパリジェンヌもよく見かけるほど。

FrenchyStyle--Jonathan Paciulloさん(@lefrenchystyle)がシェアした投稿 - 2017 7月 9 9:08午前 PDT

柄と色がふんだんに使われているコーディネート。

見ているだけでも元気が出そうな色ばかりですが、身に着けているともっとパワーがもらえそうです。

ファッションは、着ている自分がいかに心身ともに心地よくいられるかが大切。ときには身に着ける色のパワーに頼ってみるのもいいかも。

すべてのコーディネートでいえることは、主張の強い色は柄アイテムだと取り入れやすいということ。

そして、着ている本人が色を楽しんでいるかどうかが大切だということです。

写真/Shutterstock

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