2月15日(金)に、ロシアに落下した隕石のニュースはびっくりしましたね。大気圏突入前の隕石の重さは1万トン、大きさは直径17メートルだったとか。落下地点の半径100キロに及ぶ被害が出て、約1200人の負傷者が出たそうです。
年に数個は隕石が地球上に落ちていると言いますが、人が多い場所での隕石被害はあまり聞くことがないので、驚きとしか言いようがありません。
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隕石といえば、地球上にある「金」や「プラチナ」は宇宙からやってきたって知ってましたか? 『MAASH』というサイトによると、
「金とプラチナがやってきたのは40億年前。巨大隕石のシャワーが地球を襲いました。その隕石の中に大量の金とプラチナが含まれていました。(中略)地球に定着した金とプラチナは、地球のプレート移動によってマントルの中に攪拌し、再び陸地に鉱床としてあらわれました」
とのこと。そんな、地球に海ができるかできないかくらい昔の話を出されると、さまざまなものが「地球外物質」となるわけですが、金やプラチナは地球の気圧や温度では生成できないため、長い間謎だったそうです。
まさにレアメタル。ジュエリーを語るのに欠かせない金やプラチナは、宇宙の神秘にふさわしい輝きを持っているといえるかもしれませんね。
ほかにも、隕石の地球落下時による超高温と圧力によって、ダイヤモンドが生成されることもあるそう。以前、これまたロシアにある隕石落下跡地の下に大量のダイヤが眠っている、というニュースがちょっとした話題になりました。
普通のダイヤと違い、このように隕石衝突でできたダイヤは2倍の硬さを持っているそうで、ジュエリー用じゃなく工業用として使われるのだそう。な〜んだ。テンションあがって損した!
筆者は、隕石と聞くと「ルパン3世」の五右衛門が持ってる「斬鉄剣」しか思い浮かびませんが、そんなキラキラロマンチックな神秘性もあるんですね☆
photo by Thinkstock/Getty Images
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(モテ系お姉さん/スピたま)