そう信じて無謀なダイエットに励む女子はあとを絶ちません。
だけど、ヤセたら本当にハッピーになれるの?
そんな問いかけに答えるべく、モデルのKhrystyAna(クリスティアナ)が、自分の体験をInstagramでシェアしました。
がんばってヤセた。でもアイデンティティがわからなくなったBodyPositive Activistさん(@khrystyana)がシェアした投稿 - 2017 9月 12 8:06午前 PDT
クリスティアナがInstagramで公開したのは、自身のビフォー & アフター写真です。
ヤセてきれいになりさえすれば、ファッションモデルの仕事も恋愛もすべて手に入れられる。
そう信じて、厳しい食事制限、長時間に渡るジムでのワークアウトをこなし、"理想のモデル体型"を手に入れたクリスティアナ。
ところが、写真のキャプションには「そのとき私はハッピーだったと思う? まったくもってノーよ!」という言葉が。
ヤセることにばかり気をとられて、私は自分のしあわせとかメンタルにまったく無関心になってしまっていた。すべては、次の大きな仕事のチャンスをゲットするためだったのよ。
そんな生活を続けているうちに、とても憂うつになって、自分自身のアイデンティティがわからなくなってしまったわ。
と、当時の辛い経験を赤裸々に語っています。
ハッピーになるためのダイエットに自分自身が苦しめられていたBodyPositive Activistさん(@khrystyana)がシェアした投稿 - 2017 8月 28 1:29午後 PDT
ハッピーになるためにダイエットを始めたのに、自分はこんなに苦しんでしまっている...そんな本末転倒な状況に陥ってしまったクリスティアナ。
どん底まで落ちたことで、ようやく自分を客観的に見つめ直すことができたのだそう。
自分を責め立てるのは、もううんざりしたの。どうして自分で自分をダメにするような行為を繰り返すの? キャリアのため? 両親から認められたいから? 彼から愛されたいから? それとも有名になりたいから? そんなことは馬鹿げてる。
ダイエットを一度でも試みたことのある女子ならわかるであろう葛藤。
ヤセることは自分自身のためでもあるけれど、どこかで他人から認められることを期待しているのです。
自分のありのままの美しさに気づけない女子は不幸BodyPositive Activistさん(@khrystyana)がシェアした投稿 - 2017 8月 18 3:37午後 PDT
ヤセることがしあわせの条件ではないことを、自身の経験から身をもって教えてくれるクリスティアナ。
お腹のお肉をかき集めた写真に付けられたキャプションが、とても印象的でした。
自分のありのままの美しさに気づけない女子は不幸よ。だって自分の美しさをたっぷり味わうのって、何にも代えられない素敵な経験なんだから。
ヤセることにとらわれ過ぎると、いつの間にか自分を見失い、ありのままの自分を否定するようになってしまう。
「ヤセればきっと素敵な世界が待っている」なんて、ただの幻想。ヤセていてもヤセていなくても、世界はいつも変わらないし、自分は愛おしい存在であることも変わらないのです。
無意味なダイエットで自分を苦しめるのはもうおしまい。
クリスティアナのInstagramをのぞいていると、ありのままの自分のボディに自身がわいてきます。
写真/Shutterstock
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