「ガブリエル」はシャネルの出生時に与えられた名前です。
11歳のときに母を亡くし、18歳まで孤児院で育ったガブリエルは 針子として働きながらキャバレーで歌い、当時歌っていた曲名に由来する"ココ"を冠に、帽子屋「ココ シャネル」を立ち上げました。
女性が自由を望むことさえ許されなかったこの時代に、世間の目に臆することなく運命を切り拓いたココは、偉大なるクリエーターとしてその地位を不動のものに。
そしていまでも語り継がれる数々の名言を残しました。
Made to myself I want to be Chanel.
「なりたい自分になると決めた。それがいまの私」
I grew storong by swimming upstream against the current.
「私は流れに逆らって泳ぐことで強くなったの」
I never wanted to weigh heavily on a man than bird.
「男の人に小鳥の重さほどの負担もかけたいと思ったことはないわ」
そして2017年。
女性たちが自立と自由を手にした時代にフレグランスとして姿を現した「ガブリエル シャネル」は教えてくれます。
なりたい自分を貫くからこそ、直向きに生きられること。
逆境に立ち向かうからこそ、美しい夢を描けること。
誰にも依存しないからこそ、純粋に人を愛せることを。
強さのなかに秘められたエレガンスを解き放つのは、4つの白い花たち。イランイラン、ジャスミン、オレンジフラワー、チュベローズです。
3代目の専属調香師、オリヴィエ ポルジュによって選び抜かれたその花々は、 不思議なことに重ねるごとに透明感を増すのです。
また、一見直線的なボトルは、実際に手にとってみると、じつは柔らかな曲線美を持っていることに気づかされました。驚くほどにうすく繊細なボトルのなかで、波打つフレグランスが美しく煌きます。
まとった瞬間、まるでつぼみが開くように香りが広がりエレガントな気分になりました。
10月1日(日)までの間、シャネルの世界観を五感で感じとれるイベントがミッドタウンのアクアリウムにて開催されます。
時代を経てもなお、色褪せぬシャネルの息づかいをぜひその肌で体感できるはず。
GABRIELLE CHANEL開催期間 :2017年9月29日(金)〜10月1日(日)
時間:11:00〜19:00 場所:東京ミッドタウン アトリウム
料金:無料
■イベント ハッシュタグ #ガブリエルシャネル #GABRIELLECHANEL
取材・撮影/YURIKO
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