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好きな海外ドラマのひとつに、三十代の女性たちがあーでもないこーでもないと言いながら数々の恋愛を繰り広げていき、男とはこういう生き物だ、女とはなんだと文句を垂れながらも、最終的にはみんなハッピーな結末を迎える、という作品がある。
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このドラマは十代のころからもう何十回も、数え切れないほど見返していて、いまもちょうどその真っ最中。
歳を重ねるごとに、ドラマを初めて観たときの十八の自分にはわからなかった「恋愛」というモノに対しての理解が深まっているのを感じる。
男ってやつは、女性とはまったく別の生き物なのだ実際ここ数年、恋愛について悩んだり、落ち込むようなことは十代のころと比べるとだいぶ少なくなった。
きっと男ってやつは、女性とはまったく別の生き物なのだ。
半ば諦めの境地、これはもうどんなに若くてもどんなに歳をとっていても、良くも悪くも男性は男性という生き物であり、それを変えることはできない。
違う星からやってきた宇宙人に箸の使いかたを教えるようなもんで、決してかんたんなことじゃない。
でも宇宙人から教えてもらう大切なことももちろんたくさんある。楽しい遊びを知っているのはいつだって宇宙人だ。
どこまで男前なんだ自分はそれに気づいたら、彼に対してどんだけ気に入らないことがあっても怒らずにいられたり、別れのあともグッと涙を堪えられたり、ひとりでも寂しさを耐え抜けたり、できるようになっちゃってる自分がいる。
別に我慢してるとかそういうことではないところに一番のヤバさを感じるのだけど。
性格も男っぽいところが多少あるが、どこまで男前なんだ自分は、と。男より男らしくてどうする。
自分のしあわせを疎かにしてしまっては意味ないよまぁでもそれでいいや、いまはまだ、自分がどうあることが一番で、なにをしてどこへ行って誰といるのがしあわせでってことにフォーカスしていたい。
誰かのために何かをするってとっても素敵なことだけど、自分のしあわせを疎かにしてしまっては意味ないよ。
深く考えすぎず宇宙人のおいしいとこだけ、つまみ食いでいいじゃない。
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