ついつい雑誌のモデルやまわりの女子と比較してしまう自分の体型。
体型コンプレックスを感じていたり、自分に自信が持てないでいる女性を勇気づけるためのプロジェクト「Positively Glittered photoshoot」がオーストラリアで開催されました。
舞台はオーストラリアの砂漠。6人の女性が体にグリッターをぬってポージング洋服や下着を何もかも脱ぎ捨てて、体中にラメやグリッターをぬった19〜36歳までの女性たち。
撮影は、オーストラリアの真っ青な空に広がるアウトバックのなかでおこなわれました。
背景に広がる砂漠と、思い思いのポージングを披露するキラキラの6人とのコントラストが、まるでポストカードみたい。
コンプレックスをあえて堂々と見せるプロジェクト
今回で4度目となる「Positively Glittered photoshoot」は、Body Positivity(自分の体型をポジティブに捉える)を伝えるために企画されたプロジェクト。
カメラマンのJill Kerswill(ジル・カースウィル) は、
毎回写真を撮影するとき、レンズの前の女の子たちが「恥ずかしい」と気にしているコンプレックスから解放される瞬間があるの。お腹や胸を手で隠そうとするんだけど、でもその恐怖心が突然消え去る瞬間がすごく美しいの。
と語っています。
「コンプレックスは隠すのではなく、逆にキラキラ輝かせて堂々と見せてしまう」というコンセプトがとても斬新で素敵です。
自分自身や体型のことをポジティヴに捉えられる瞬間がある
前回の参加者であるランジェリー批評家のBonnie V(ボニー・V)は、真っ裸になって体中にグリッターをぬりたくり、大自然のなかを駆け回った撮影の感想を、次のようにシェアしています。
ポジティヴにキラキラさせよう:
本当にあなたをハッピーにさせてくれる瞬間って? 自分の普段抱えている悩みや心配ごとが全部消えて、「いまこのときを生きてる」って感じられる瞬間? 自分自身や自分の体型、まわりの友人たちのことをポジティヴに捉えられる瞬間?
体中にグリッターとラメをつけてキラキラさせるのって、私の人生のなかでいちばん自由で力強い経験だったわ。
日常で魂から解放される瞬間を味わえることって、そうそうありません。
大自然のなかで自分の体がキラキラ輝いているのを見ていると、どんなに不満に思っているパーツも愛おしく思えてきそうです。
ガールズパワーを盛り上げてくれる、ポジティヴなエネルギーに満ちあふれた「Positively Glittered photoshoot」。Instagramの写真を見ているだけでも、気分がアガっていくのを感じます。
撮影/Jill Kerswill
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