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「他人にどう思われるか」ということは一体どのくらい大切にしなければならないのだろう。
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人にジャッジされることを恐れ、自由を奪われたように身動きがとれなくなることがある。
寒くなってきたせいか、半年遅れてきた五月病なのか。ふとそんなことを考える。
自分自身をいちばん信じているようで、いちばん疑ってる自分に自信がないから他人の評価が気になるんだと言う人がいるが、私は自分に自信がありますと胸を張って言える人はどれくらいいるだろうか。
誰にも頼らずに生きられる人はどれくらいいるだろう。
そんな人間は存在しないといくら自分を慰めたところで、遠くうす暗い場所へ行ってしまった自分の頭の一部はなかなか戻ってこない。
人はきっと、自分自身をいちばん信じているようで、いちばん疑ってる。
一周まわって「寝りゃあ治る」という結論に達する惑わされる。
不安になる。
何をしても上手くいかなくて、もはや何をどんな風に悩んでいるのかわからなくなるくらい心が沈む。
誰にでも起こることで、自分だけじゃない。
わかっていてもそれすらも受け入れられず、ただ脳みそがフワフワと頭のなかで浮かび、そんななかでも目の前の日常をやり過ごさなければいけない。
頭を働かせて仕事をこなし、電話やメールの返信に追われながらご飯を食べる。
ただそんなときは、そういう時間を過ごすことは無意味ではなく、自分が一度立ち止まるためのものなんだというとんでもなくテキトーな理由をつけて片付ける。
人間は、というか私の脳内は意外とシンプルにできているもので、あまり深いところまで潜ってしまうと一周まわって「寝りゃあ治る」という結論に達する。
人がどう思うかなんて気にしてたら疲れちゃうもの。
でもそんなもんでいいのよ、きっとあと何十年も生きるんだから。
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