みなさんは中学や高校で「論語」って聞いたことありますよね。論語って聞くと古くてつまらない古典で、意味はわからないし、難しい哲学という感じを受ける人が多いと思います。

わたしもその中のひとりでした。でも、ふと気になって手に取った『女子の論語』(サンマーク出版)という本をめくってみてビックリ! 「論語」へのイメージが180度変わってしまいました。

「論語」を女子の観点からわかりやすく書いてあるこの本には、今でも変わらず使える恋愛の方法がたくさん載っていたんです(><)。その中の「美」の章、男選びの美学から、昔も今も変わらないいい男の選び方を3つご紹介します。



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1. 酒・金・女に遊んだ経験がある男子を選ぶ

酒や女にのめり込んで、精力を使い果たす。こうした楽しみをまったく知らない男ってのもつまらないけど、経験は一度で十分。

若いときには少しヤンチャなぐらいの男子の方が、あとになって落ち着くって思いませんか? 遊びかたを適度に知っている男子は、真面目一筋の人より仕事関係でも恋愛でも危なっかしさがない気がします。

チャラチャラしているけど、本当に必要なことを学んでいる男子を選ぶと、結婚してから安定するのかもしれませんね。

驕楽を楽しみ、佚遊びを楽しみ、宴楽を楽しむは、損なり。(季氏篇)

2. 仕事を適当にする男子はダメ

仕事に魂を込められないような男は、自分を守ることすらおぼつかない。まして、家庭を守るなんて、できっこないよ

「仕事と私どっちが大事なの?」という質問を絶対にしてはいけないんだなと感じる部分でした。仕事もできて恋人との時間も充分に取れるなんて人はそうそう居ないですよね。

私はデートの最中に彼が会社からの用事で電話しているのを近くで聞いて、仕事で頼りにされている彼に惚れ直した経験があります。みなさんにも心当たりがあるのでは?

士にして居を懐うは、以て士と為すに足らず。(憲問篇)

3. 家族や友だちを大事にする男子がいい

不平不満はあっても、親や兄妹を大切にしている男、親戚とうまくつきあっている男は、大丈夫。

ふと男子が家族への配慮を見せる瞬間ってありますよね。例えば一緒に旅行に行ったとき、妹や親にお土産を買おうとしたり。それをみると見直したくなりませんか? 

マザコンなどの意味ではなくて、一番近くに居る人を大事に出来ないなら、自分も大事にされないかもしれないですよね。家族や親戚づきあいから、彼の本来の姿を見極めると男選びに失敗しなさそうです。

君子は其の親を施てず(微子篇)


こんなことが「論語」に書いてあるんだ! と驚くようないい男の選び方を紹介しました。2千年前と変わらず今でも使えることがあるなんて不思議ですよね。

他にも、「理想の亭主はどんな男子なのか」や「二言しない男」を選ぶべきなど、男子を見抜くポイントが書いてあり、さらには素敵な女子になる方法もわかるようになっています。

論語を学ぶなんて絶対無理! と思っていた人に一読して欲しい本です。論語を知っている知的な女子にもなれて一石二鳥ですよ*^^*

photo by Thinkstock/Getty Images


(女子BOOKウォッチャー/日向みるく)

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