年齢やタイプ、さらには性別など、全方面をカバーしたモテ女を目指すためには、異世代の分析や本音の意見を聞くことがとっても大切♪ でも、そんな機会、なかなかないですよね~。
少しでもそんなみなさんの参考になればと、新人ホステス・山根麻弥さんと、人生経験豊富なお姉さん・島みるをさんの「交換日記女子会」をお届けしちゃいます。
前回の麻弥ちゃんの色恋沙汰・恐怖ストーリー...心底ぞわっとしましたわ〜。モテと身の危険は紙一重なところは確かにあるかも!
では引き続き、今回も「夏の恋愛ホラー体験談」を(笑)。
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★つきあいはじめから求婚してくる彼
少し前なんだけど、当時おつきあいしていたある男性とけん怠期に陥ってた頃のお話。
彼とは1年くらいおつきあいしていて、あちらは最初からかなりのハイテンション。「結婚してくれないと死ぬ」くらいの勢いだったのよね。
私はというと確実な関係をゆっくりと築いていきたかったから、彼の熱烈な求愛に実は少しだけ引き気味だったの。
★熱烈だった彼がクールダウン?
するとあるとき、彼のペースが突然ダウンして、気がつけば1週間も連絡がないことが...。
そんなある日、珍しく「今日は取引先のお偉いさんの接待で遅くなります。接待なので途中でメールや電話もできないと思うけど心配しないでね」的なメールが届いたのです。
「ん? なんか変?」というのも、その彼は多忙で、さまざまな人とおつきあいをしないといけない仕事だったし、飲んで遅くなることなんてしょっちゅう。電話やメールの返信がすぐにできないことくらい私も知ってたのに「なぜ今日に限ってわざわざ改めてメールしてきたの?」とちょっと不思議に思ったのよね。
でも「怪しい! なんかある」などとはちっとも思わなかった。逆に「わざわざ連絡してくるなんて優しい。最近構ってなくて申し訳なかったな。おうちで夜食でも作って寝て待っていよう」なんて思っちゃって、合鍵を持たされていた私は、彼の家に食材を買い込んで行ったのよ。
★優しさが仇になる...
もちろん彼が「不在である」と思ったから、インターフォンも押さずにマンションの入り口もスルー。彼の部屋の玄関もチャイムも押さずに開けたの。
...とここまで書くともう想像できるわよね(笑)。いつもはかかってないチェーンが「ガッ!」と音をたててドアがあくのを拒み、その隙間からそろえられた誰かのパンプスが見えた。一瞬...なにが起こったのかわからなかったわ〜。
家のなかは真っ暗でシーンとしてるわけ。何度もチャイムを鳴らしたけども、当然ながら出てこない。でもチェーンがかかっているということは中に確実に誰かいるわけでしょ(笑)。
運悪く...というか、彼のツメが甘かったんだけど、なんとドアチェーンがちゃんとかかってなかったらしくて途中でジャラッと外れちゃったのよね。それで私、意を決して家のなかに入って行き、ベッドルームをあけたのよ。
★恐怖体験をしたのは彼?
そこには、ベッドから顔だけ出した彼の姿が...。そしてその隣には不自然なほどにもっこりとふくらんだ布団が薄らぼんやりと見えた。私が「...なにしてるの?」と言うと、その彼、あろうことか「なにもしてない」ですって!(笑)
そこで『仁義なき戦い』のテーマが頭の中に流れた私。布団をばっとめくると、Tシャツだけかろうじて身につけたかわいい女性が震えていたのです。そこからはもう「THE修羅場」。女性にはとりあえずお引き取り願い、彼との壮絶なバトルが朝まで続きました。
私にとっても恐怖体験でしたが、これって男性の立場のほうが「身の毛もよだつホラー体験」なんじゃないかしらね(笑)。もちろんこの彼とは即行でお別れしましたわ。
夏の恋愛ホラー話、まだまだ続きそうね。麻弥ちゃんの第2弾、お待ちしてます!
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