共有する時間も長くなるため、居心地のよい雰囲気を提供できるかも、魅力の大切なポイントになってきます。
『an・an No.1868号』(マガジンハウス)で、「くつろがせ力」に関する記事を監修しましたが、くつろがせ力がアップすれば、モテ度がアップするのはもちろん、自分自身の幸福度も高まります。
今日は、食の秋をより楽しむために、自分自身も相手もくつろがせるコミュニケーション、3つのポイントをお伝えします。
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1. 大げさなリアクションはとらない
イベントや交流会でおおげさなリアクションを取る人もいますが、長時間はもたないもの。テンションの減退は、「何かあった?」「どうかした?」と、かえって周りに気を遣わせてしまいます。
周りを疲れさせることのない、無理のない明るさで、まずは自分自身がリラックスして、その場に馴染むことが大切です。
2. 相手が負担になるような質問はしない
人は、楽しい雰囲気のなかでも、聞かれたくないことを質問されると、とたんにくつろげなくなるものです。脳は質問者を危険人物とさえ判断します。
若くて魅力的な人であっても、どんな悩みを抱えているかはわかりません。親しくなりたくても、プライベートな質問は避けたほうが無難です。沈黙になってもあわてずにのんびりと構え、相手が話したことを膨らませるような質問をするのがよいでしょう。
3. 価値観や考えの違いも楽しむ
相手も自分と同じ価値観をもっていると思いこむことを「確証バイアス」と言います。この傾向が強い人は、相手の発言に対し「えっ、それってどういうこと?」「えっ、それ、本気で言ってるの?」などリアクションが過剰になり、相手も自分自身のことも疲れさせてしまいます。
周りの人まで、本音で過ごしづらくなってしまうこともあるので、やや気になる発言があっても、相手との価値観や考えの違いも楽しむくらいの気持ちで話を聞くことが大切です。これができれば、かなり「くつろがせ上手」と言えますよ。
相手をくつろがせる力が身につけば、どのような場においても、モテ度も幸福度もアップ! 素敵な秋を過ごせると思います。
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