毎週金曜日22時すぎ、ひっそりと開店する、ここスナック「シュガー」。
人生勉強を兼ねて、「シュガー」で新人ホステスとしてアルバイトを始めた私、山根麻弥。不倫に二股三股、枕営業...欲望渦巻く酒場で見た、男と女のアレコレをみなさんにもお伝えしちゃいます!
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☆結婚したい気持ちが先走って...
常連のIさんはやや焦り気味。というのも、50歳を目前に控えて「結婚したい!」という気持ちが大きくなりすぎているんです。
当初はママさん的存在のNちゃんを「『シュガー』での女房役」と公言していましたが、ケンカしてNちゃんがつれなくなってからは私がその役目に回ることに。
でも、どう考えても「結婚は無理...」ということで距離を置いていたら、ほどなくいろいろな女の子にちょっかいを出すようになって...。
☆積極的なの草食系なの!?
「シュガー」の女の子ほぼ全員の連絡先をゲットし、アップしたFaceBookの記事には必ず「いいね!」を押し、出勤日を把握し...。
となると、店的には、担当の女の子がはっきりしないので困りものでもあるんです。
みんな「私目当てで来ている」という意識になってしまうため、女の子同士の雰囲気もビミョーなものに。でも、それを逆手にとった女の子たちの逆襲がすごかった!
☆天秤にかけられた女子の逆襲
地元のお祭りのとき、出勤でない女の子たちを呼び出して「シュガー」で大騒ぎしたIさん。Nちゃんも私も席にはつかず、たまに流れで言葉を交わす程度であとはその席の女の子たちに任せていました。
すると、女の子たちはIさんをそっちのけで女同士で盛り上がり、結局ほとんど会話に入れなかったにも関わらずその4人分の飲み代を支払うハメに...。
閉店時、女の子たちはそろってほかの店に若い男子と飲むために出かけ、Iさんはひとり酔い潰れてテーブルで眠ってしまっていました。
その背中には中年男の哀愁が漂っていて、無性にかわいそうになりましたが、ここはスナック。さらにIさんは純粋に結婚相手を探している人。
心を鬼にしてスルーし「女の子に掛けるエネルギーをあちこちに分散させたらモテるわけないじゃん! がんばれ、起きろ!!」と胸のなかで叱咤激励しておきました。