彼とのやり取りで気持ちがモヤーッとすること、誰かの言動でムシャクシャすることはありませんか? こんなとき、自分が何を求めていたのかが理解できると、心は落ち着きやすいようです。
心には根源的な3つの欲求があります。あなたが引っ掛かりを感じたのは、どの欲求なのでしょうか。
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■わかってほしい
気持ちが混乱したとき、あなたが考えていたことが相手に伝わらなかったのではありませんか。
たとえば、彼のことを大切に思っている気持ちが雑に扱われると悲しくなるでしょう。彼が理解したのとは違う「あなたの想い」があったのだとしたら、それを理解しない彼に怒りたくなることもあるでしょう。
「わかってほしかったのはどんな気持ちなのか」を自分が整理できると、心がスッキリしてきます。伝えたいことが明確になれば、相手にもわかりやすいコミュニケーションができるでしょう。
■愛してほしい
誰もが「愛してほしい」という欲求を持っています。そして、どのように愛されたいのか、どのように愛したいかには個人差があります。あなたが望む愛され方と、相手が望む愛し方がすれ違っていないでしょうか。あるいは、逆の立場でのすれ違いがないでしょうか。
自分はどうされると「愛されている」と感じやすいのか、相手は「愛している」のをどう表現するのか、お互いの理解を深めましょう。
「相手なりのやり方で愛してくれている」と感じられたら、優しい気持ちでその人とコミュニケーションしやすくなるでしょう。
■助けてほしい
「助けてほしい」「本当はこうしてほしい」ということがあるのに、それを素直にお願いできていないのではありませんか?
「言わなくても察してほしい」「面倒なことを頼みにくい」「あつかましいと思われたくない」など、お願いできない理由は様々あるのかもしれません...。
もし「わかりにくい態度」で「こうしてほしいのになぁ」と求めているのだとしたら、相手が誰であっても要望に応えるのは難しいでしょう。「言ってくれたら協力したのに」と思う人もたくさんいます。言葉にしてお願いするのも大切なことでしょう。
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