11月後半になると、急に町がクリスマス色になりますね。私の事務所の並びにあるカーネルサンダース氏も、サンタ服になりました。
「クリスマス過ごす人いる?」そんな会話も聞かれるようになっり、カレンダーも残すところあと1枚めくるだけ。先日は、このような相談を受けました。
【参照サイト・画像・動画へのアクセスはこちら】
■つきあっているのか曖昧な彼
「最近、親しくなった男性がいて、数回食事に行きましたが、これってつきあっているということになるのかわかりません。クリスマスも近いし、できれば関係をはっきりさせたいです。でも、どう聞いていいかわかりません」
男性は、感情表現の苦手な人が多く、「わざわざ言葉で言わなくてもいいか」と考えがちですし、なんとなく決めかねて曖昧にしているという場合もあるでしょう。
しかし、女性としては、好きなら好きと一度はちゃんと聞きたいし、つきあっているならいるで、はっきりと「私は彼の彼女なのだ」と把握し、クリスマスや年末年始の予定をたてたいものです。
そこで、今日は、曖昧な関係の彼からYesをもらいやすくなるタイミングについてお伝えします。それは、お酒にほんのり酔ったころ、一般的な人であれば、2杯程度飲んだタイミングです。
■軽く酔った状態だと「No」と言わなくなる
心理学者マクレランドがカクテルパーティの場で行った調査では、人は、お酒が進むほど、「時間」についての言及と、が全体的に「No」を言う回数極端に減ることがわかりました。お酒が進むほど、人は現実的に考えるのをやめ「No」を言わなくなる、つまり、相手の意向を受け入れやすくなったのです。
飲む量によっても、そのような心の状態は変化し、2杯目ぐらいでは、社会性のパワーといわれる、自分だけでなく周りの幸せを考えるパワーが増大します。その後、深酒になってくると、今度は、個人的なパワー、自分の利を優先させるようなパワーが増大し、やや攻撃的にもなります。
■ほどほどならお酒の力を借りるのも○
確かに、お酒が入ると、一時的にたいへん和やかになり、その後、二次会三次会と進むと、口論やけんかが始まることもありますよね。ほどよくリラックスし、社会性のパワーがアップしている状態のときに、あなたもリラックスして、素直に気持ちを話してみてください。きっとよい返事が聞けると思いますよ。
また、心理学者ウィルナックの調査では、お酒を飲むと、男性は男性らしくパワフルになり、女性は女性らしさがアップするということもわかりました。飲み過ぎは体によくないですが、たまには、お酒の力もちょっと借りて、ふたりの関係の背中を押してみましょう。
photo by Thinkstock/Getty Images