いろんな経験を積んできたからこそ、傷つくのが怖くて、何かと自分の気持ちにストップをかけがちな20代後半女性の恋愛。そんな女性だからこそ、きっと深く共感することのできる映画が、この『パリ、ただよう花』。
今回は、恋愛で悩む女性に「ココを見てほしい!」という見所ポイントを3つご紹介します。
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【ストーリー】
北京で出会った恋人の後を追い、パリにやってきた若い教師、花(ホア)。恋人に捨てられたホアは、パリの街をさまよい歩く。そんなとき、仕事でマルシェを解体中のマチューと出会う。マチューの強引な誘いに戸惑うホアだが、次第にふたりは惹かれ合い、暴力のようなセックスを重ねてゆく。荒々しく激しい愛。ふたりは貪るようにお互いの体を求めていた。配給:アップリンク 11月21日(土)渋谷アップリンク、新宿 K's cinemaほか全国順次公開。
本能のままに恋愛する主人公の花への憧れ
別れを告げる恋人に駆け寄って、「最後に抱いて」と詰め寄り、最後には街のど真ん中で泣きわめく。客観的に見れば、「ちょっと痛い女」に思えるけど、最後には、そんな本能のままに恋愛できる花を少しうらやましく感じてしまいます。
理性を保ったり、我慢をしたりの恋愛に疲れてしまった女性にとって、自分の恋愛を見直すいいきっかけになるかもしれません。
失恋直後に男の優しさが効果的なのは全世界共通
失恋直後、声をかけてきたマチューとその日のうちに恋に落ちてしまう花。寂しいから男を求めて、裏切られたら離れて、また別の男を求めてを繰り返し、心の隙間を埋めようとするのは、全世界の女性に共通して言えることなのかもしれません。
失恋直後の女性は、男の優しさに弱い生き物なんだなと、改めて実感させられてしまいます。
最後に待ち構える大どんでん返し!
最後に待ち構える衝撃の真実。それを見た瞬間、「やっぱり男って最低だね」と思ってしまうはず。
それでも、そんな最低男から離れられなかったり、新しい恋愛を繰り返し求めてしまうのは、心のどこかで、素敵な人と幸せになりたいと思う気持ちを捨てきれてないから。20代後半女性なら、そんな花の気持ちに共感するはず。
いまの恋愛に少し疲れているという方は、この映画を見て、自分の恋愛についてじっくり考えてみてはどうでしょうか?