じつは、「口角を上げるから楽しくなって、周りから見ても魅力的に映る」だったんです。口角を上げたほうがいい本当の理由を解説します。
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脳をだましてリラックス
TVで人気、女医の友利あらた先生は、患者さんに接するときはもちろんのこと、普段から口角を上げるよう意識しているそうですが、書籍『スキンケアの素朴な疑問"ズバッ"と解決』(学習研究社)で以下のように言っています。
「脳というのは少しだまされやすい性質があり、口角を上げているだけで楽しいんだと勘違いしてしまうのです。すると緊張する場面でもストレスホルモンが低下してくるんですよ。笑顔でいるのも健康のためなのです」
口角を上げるだけでも実際に、
・幸せホルモン「セロトニン」が出る
・副交感神経が上がってリラックスできる
・免疫力が上がる
などの効果があると言われています。自分の意志で緊張をほぐそうとしてもできませんよね。だからこそ口角を上げて「脳をだましてしまう」というのはすごく効果的。
たるみ防止にもなって一石二鳥
初対面の人と出会うパーティ、会社の面談など、緊張したり気が重くなったりしたときこそ口角を上げて笑顔でいれば、自然と心が落ち着いて、自分のよい面が引き出されるということ。
さらに、笑顔でいる人を見て気分を害する人は滅多にいませんよね。
また、見た目には気づかなくても顔は少しずつたるんでくるので、口角も下がりやすくなります。表情筋を鍛えるためにも、いまのうちから口角を上げるクセをつけておくことをオススメします。
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