なんとなく「塗りやすい方向」にクリームを塗っていませんか? たとえばハンドクリームは縦塗り...というふうに。

しかしその方向だとクリームの伸びが悪く、また皮膚が無理な方向に引っ張られて伸びてしまい、この悪習慣の繰り返しがシワやたるみの原因になる怖れも! 保湿クリームでも日焼け止めでも、塗るべき方向には法則があるんです。その決め手が「ランゲルライン」



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■ランゲルラインって?

ランゲルラインとは、「真皮に存在するコラーゲン走行」のこと。たとえば首や手首に横ジワができるのは、ランゲルラインが横に走っているからです。

クリーム類はランゲルラインに沿って塗ると、クリームの伸びもよくお肌に負担がかからないため、首なら中央から横方向に、ハンドクリームは横に塗り広げたほうがいいんですよ。

ちなみに、手荒れ用塗り薬の説明書にも、横方向に塗るよう書いてありました。また、お医者さんが外科手術でメスを入れる際も、ランゲルラインに沿って入れると傷の治りが早いと言われています。

■シワができる方向に塗るの法則

場所によって方向がさまざまなランゲルライン。手は横、首は横 などと丸暗記してもキリがありません。文字にすると違和感がありますが、「シワをつくりたくなければ、シワができる方向に塗る」と覚えるのがオススメ。

たとえば唇には縦ジワが入っているので、リップクリームは縦塗りが正解! 私はリップクリームを横に塗ってしまうと余計に唇荒れがひどくなると体感しているので、リップだけは縦塗りを厳守しています。


手や首、唇などシワができやすいところは、毎日のクセが何百回、何千回と積み重なることで将来のお肌が左右されそうなので、この3か所だけでも意識してみる価値ありです!

衣装提供:elianegigi(エリアーヌジジ)

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