仕事に夢中になっていればこそ、つい忘れがちな笑顔。出会いと別れの多い春には、とくに心がけたいコミュニケーションのポイントです。
かといって、仕事中にへらへらと笑ってばかりいたら、信頼してもらえなくなってしまいます。
そこで今回は、「知的笑顔力」をアップする簡単な3つのコミュニケーション術を解説します。
【参照サイト・画像・動画へのアクセスはこちら】
■1.ニコッと笑いながら頷く
部下や同僚から報告を受けたときなどは、話が終わったタイミングで、ニコッと笑ってしっかり頷きましょう。
人は、笑顔を向けてもらえるだけでも、嬉しくなるものですが、相手が頷いてくれると、「受け入れてもらえた」と実感でき、より安心します。信頼度も好感度もアップします。
■2.目に力を入れて口角を上げる
名刺交換をするときは、名刺を渡したあとに、相手の目をみてニコッと笑い、同時に一瞬目にもギュッと力を入れるようにしましょう。
それだけでキリッとした笑顔になりますので、感じのよさだけでなく同時に「デキる!」というインパクトも与えることができます。
■3.コーヒーを飲んだあとに口元だけ笑顔
打ち合わせ中、またはパソコンにひとりで向かっているときも、コーヒを飲んだすぐあとは、カップ片手にキュッと口元だけ笑顔をつくってみてください。
「やる気がある!」という印象を周囲に与えることができます。口角をあげるだけで、脳に作用し、ポジティブな気分にもなります。
最後に、心理学者が行ったユニークな実験をご紹介しましょう。それは「どうしたら人を笑わせることができるか?」というものです。
いろいろな方法が試されましたが、明らかに有効だったのは「ただ横で笑い続ける」というものでした。
相手が笑っていると、自然に笑えてきてしまうのが、人間なのですね。知的笑顔の連鎖は、ハッピーな職場環境をもたらします。
brunette image via Shutterstock