この連載「ハッピーライフ習慣」では、毎日のちょっとした工夫で自分らしく輝くヒントをお伝えしていきます。
「私ってここがダメ...」と、反省してしまうことはよくあること。でもじつは、弱い部分があるような人間味あふれる人だからこそ魅力的に見えるのです。それを上手に相手に伝えることで人との距離感が縮まり、その結果、人間関係がよくなっていくことがあります。
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■弱みがある人には人間的な魅力がある
いつも人と話すときに緊張しがちな人は、じつは、人にきちんと向き合おうという姿勢を持つ人です。その丁寧に人に接する姿が、相手に好感を与えるのです。このように、自分で「いつも緊張していることは私の弱み」だと思っていても、周りからは「人間的な魅力」になりえるのです。
■強みしかないと人は身構えてしまう
逆にすべてにおいて自信満々の人がいたとしたら、ちょっと引いてしまいますよね? 同じように完璧主義な人も、時には息苦しさを感じてしまいます。ですから、少しくらい「ダメな人」でいたほうが、人に安心感を与えるのです。
■弱みを伝え、共感してもらうことから心の距離が縮まる
たとえば「早起きがニガテで目覚めてすぐは全然動けないの。でも毎朝熱めのシャワーを浴びて、なんとか目を覚まそうと頑張ってるんだ」というように、自分の弱みをきちんと理解し、それを改善しようと前向きに捉えていることを人に伝えてみるとよいでしょう。
弱いと思っている部分をオープンにしてみると、「じつは私もそうなの!」と、案外相手に共感してもらえるもの。共感できると、同じ仲間だという意識が働き心の距離が近くなります。その結果、人間関係が次第によくなっていくのです。
「共感」をキーワードに、自分の弱い部分、ちょっとダメかも...と思う部分を、思い切って相手に伝えてみてはいかがでしょうか? 重たい告白ではなく、さらりと、何気なく伝えるのがコツですよ。
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