春がくるたび、職場ではまたひとつ先輩になります。取引会社との打ち合わせなど、社外訪問の機会も増え、ビジネスウーマンとして、そろそろ相手に合わせた服装で出向く身だしなみを覚えたいところ。

今回は女性向け独立起業スクール「ミナジョ(南青山女子大学)」の主宰・清水レナさんに、訪問先別のベストオフィスコーデを教えていただきます。



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■考えるタイミング

前日の夜に考えます。翌日のスケジュール、移動距離×気温×湿度×降水確率を確認して考えます。

■コーデの順番

1. まずは靴から。天候と移動距離を考慮して! 雨の日は防水の靴、長距離移動の日はローヒールを履いて、ハイヒールは鞄のなかに入れて持参します。

2. 次にボトムスを。

3. 靴、ボトムスが決まったら、それに合わせたトップスを。

4. 全身の雰囲気に合わせて、鞄、小物、アクセサリーをセレクトします。

■訪問先に合わせたコーデ

・金融機関で打ち合わせ

信頼、誠実、品格などが伝わる雰囲気に。スカート+ジャケットのセットアップスーツで、ネイビーか、グレーをセレクト。インナーを白にして、アクセサリーはパール系で合わせます。

・アパレルメーカーとのMTG

可能なら、そのメーカーの今シーズンのものを着用するのがベター。話題もはずみ、なによりも相手が喜んでくださるので、嬉しい気持ちになります。

・社内メンバーとの打ち合せ

社内のメンバーから、ビジネスパーソンとして安心してもらえることが大切。カジュアルなジャケットか、衿つきシャツを着用するといいでしょう。

ただし、Tシャツ単体、ダメージ加工のデニム、ショートパンツなど、スポーティになりすぎないよう意識してください。

・休日開催の女性向けセミナー

きちんと感を持たせつつ、オフィスよりもリラックスしたコーデを意識しましょう。女性が集まる場所なので、トレンドを取り入れるとほかの参加者との話も弾みそうです。

会場の雰囲気と調和するよう、事前に下見をしたり、会場のサイトでチェックをしておくとさらにいいです。

・昼は取引先訪問、夜は仕事関係のパーティ

意外に多いこのパターン。こんな日は、おもてなししてくださる方への敬意を込めて、昼のビジネススーツから、夜の華やかスタイルへと衣装一式チェンジします。

ヘアセットの予約をして、美容室で着替えさせていただくといいでしょう。


「どんなシーンでも、自分のためではなく相手のため、求められる役割に応じて装うことが大切」と清水さん。

目の前の仕事でいっぱいいっぱいだった自分から、相手先への気づかいができるビジネスウーマンへ。今後の目標になりそうです。

Perfect secretary talking image via Shutterstock

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