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標準体重にもかかわらず、体脂肪率が高い。このような「隠れ肥満」が、いま20〜30代の若い女性に増えています。
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「隠れ肥満」になるといろいろな疾病が起こりやすくなりますし、将来的に本当の肥満になるのです。
今回は、「隠れ肥満」になる原因と、なったら体にどのような悪影響が及ぶのかをお伝えします。
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■食事を抜いたり、食事の質が悪いと「隠れ肥満」になる
太りたくないあまり、食事のカロリーを気にして食事の質が悪くなり、栄養不足になると筋肉量や骨量が減ります。
けれど、体は栄養を補おうとして脂肪を体に蓄えようとするので、内臓などに脂肪がついてしまうのです。その結果、ほっそりしているのにじつは脂肪だらけの体になってしまいます。
■「隠れ肥満」になるとさまざまな健康障害が起こる
「隠れ肥満」状態になると、内臓機能が低下し、疲れやすく冷えやすくなります。
また、女性ホルモンの分泌が低下するので、頭痛、イライラ、不眠症など更年期障害のような症状が表れるようになります。
食事をよく抜く、食事はおにぎりや菓子パンだけで済ませる、運動不足の人は「隠れ肥満」になる可能性が高いです。
ぜひ、自分の体脂肪がどれくらいなのか、きちんと計って把握しておきましょう。体重計は体脂肪が計れるものを買い、体脂肪が健康な範囲内かどうか確かめることをおすすめします。
そして、もし隠れ肥満だったら、栄養のある食事をとり、適度な運動をして筋肉をつけましょう。
eating a strawberry cake image via Shutterstock
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