「わかってくれない！」と思うときは、自分がわかってあげるとき

一緒に仕事をする人とは、お互いを尊重する関係を築きたいもの。そうは思っていても、上司や同僚と意見がかみ合わず、「わかってもらえない」とモヤモヤすることはありませんか。

心のジャンルには、「もらいたいものでもらえないものは、あなたから与えるもの」という法則があります。

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■感情は共鳴する

たとえば、あなたが相手に「どうしてわかってくれないの！」と思っているとき、違う立場から相手もあなたに同じように感じていることがあったりします。

近い人間関係では、お互いが別の理由でまったく同じ感情を感じることがしばしばあるようです。

■感情のリーダーシップ

一般的に、女性は男性よりも感情を感じるのが得意です。男性は成長の過程で感情を抑圧するようになるため、感情を理解するのが苦手です。

いっぽう、女性は共感するコミュニケーション能力が高く、「自分が何を感じているのか」がよくわかると言われています。

対男性で、双方とも「わかってほしい」と感じていて、どちらかが先に「わかってあげる」ことが必要なら、女性側が男性の感情を理解するリーダーシップを取る方が早く問題が解決します。

相手に対して、「それは○○という意味でしょうか？」と理解を示したり、「ご指摘ありがとうございます」と感謝を伝えたりするなど、あなたから歩み寄ってみてはいかがでしょうか。

■もらいたいものは与えるもの

もし、あなたが相手を理解できたら、「わかりあう」という心地よさをふたりで共有できるでしょう。

一度心地よさを覚えると、心はまたそれを感じたいと求めるので、「わかりあおう」とする意欲が生まれます。

結果的に「わかりあえる関係」が手に入るのだとしたら、わかってほしいときは、あなたがわかってあげるときなのかもしれませんよ。

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