この時期、日焼け止めのガッツリ厚塗りは欠かせません。でも、日焼け止め厚塗り行為がファンデやパウダー類のヨレや浮き・毛穴落ちをまねいてガッカリ・・・。
そんなときにつかえるお粉が、くず餅でおなじみ「葛粉」なんです。
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■ベースメイクにつかえるさまざまな粉モノ
植物(主に穀物)の粉をミネラルファンデのプライマーやフェイスパウダーにつかうとイイ! と話題です。
このようなメイクをBBM(Botanical Base Make)といい、例えばコーンスターチ・シルクパウダー・葛粉・上新粉などがあります。この4つを試した私のオススメが、葛粉。
■うっすら葛粉でキレイ肌
食用の葛粉はミルサーで粉砕。30秒ほどしつこくミルサーをかけ続けると使用感がアップします。ブラシにつける量は画像のようにうっすら少量で。
ベビーパウダーでのメイクと要領は同じです。ネット通販では化粧品グレードの葛粉もありますよ。
この画像は、薄づきUV下地を厚塗り→練りチーク→葛粉をつけています。下地&葛粉だけでも案外毛穴をごまかせるもの。
パウダリーファンデは、葛粉のあとに重ねれば格段にヨレにくくなります。
■葛粉の魅力
・白くなりにくく、粉っぽくなりにくいので素肌感を残せる
・表面サラサラなのに、肌の水分を奪うような乾燥感を感じにくい
時間とともに汗や皮脂が出ても、葛粉メイクなら「毛穴落ちや粉浮きリスクがない」「塗り感が出ない」という点で、長期戦・接近戦に強いメイクといえます。
葛粉でシミや色むらは隠せませんが、私のようにキメの粗さやテカリ、頬の凸凹をごまかしたい人に向いています。
BBM上級者は、肌質や天候に合わせて複数の粉をブレンドするよう。この夏、ガッツリ塗っても何もつけていない(ように見える)軽さと透明感を目指したいですね。
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