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このエピソードを教えてくれた男性（いわくつき物件に住んだ女性の友達）は、話す口調に、「彼女が危うくて見ていられない！」といった庇護欲を漂わせていました。 自殺した霊がいる部屋に住むと、女性は情緒不安定になってますます男性の保護本能をかき立てるそうです。そして交際、結婚......といつの間にか不成仏霊がキューピットに。霊も死にがいというか、自分の存在価値を認められて内心喜んでいるかもしれません。婚活の最終手段は、霊の力を借りること。 ただ、霊の出る部屋に男性を泊めるのはリスキーです。金縛りで白目になったりうなり声を上げたり、エクソシストの少女みたいな姿を見せられた男性は激萎えすることでしょう......。 （辛酸なめ子）
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