「今日よりも明日をもっとステキな日にしたい」そう誰もが思っているはず。

自分の毎日を、もっと自分らしく、もっと特別にするはどうすればいいのでしょうか。

ライフスタイルプロデューサーの村上萌さんは、毎日を特別にするための「カスタマイズ」のプロ。まるで、コーヒーにミルクやシロップを入れて自分の好みにするように、身の回りの素材を組み合わせて自分流にカスタマイズしてしまうんです。

今回は、日常をカスタマイズして素敵に演出してしまう村上萌さんの魅力に迫ります。



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■自分がいまできること、好きなことを知ることが第一歩

大学卒業後、みんなが入社式を迎えているときに自分の家でベーグル食べてたんです(笑)。そこで、「いま自分にできること」が何かすごく考えました。

5年後のことや、大きな夢みたいな野望はないけれど、次の週末に誰と会いたいとか、どんなことがしたいかという、自分が思い描く野心はたくさんあるなってことに気づいたんです。

そこから、次の週末の過ごしかたを提案するということをはじめました。

自分を知り、もしかしたら周りのみんなも同じ気持ちかもしれないと気づいてから、萌さんは自分のやりたいことをどんどん提案していき、お仕事につなげていったそうです。

いまでは、商品やイベント、空間などさまざまな素材をカスタマイズして、プロデュースしている萌さんは、ひとつひとつにストーリー性を持たせ、多くの人の心に共感を生み出しています。

■カスタマイズすることは他でもない自分のために

「カスタマイズ」って、身の回りにある素材を組み合わせて自分好みにすることなんです。カスタマイズするには、自分が何が好きかを知らないとできないんです。

だから、私にとっていいものが他の誰かにとっても同じようにいいものとは限らないんですよね。それでも、自分好みだったら、自分にとって特別なものになる。それでいいんです。

他の誰でもない自分のために、なにげない日常を「お気に入りの時間」にすることがカスタマイズするということなんですね。

■めんどくさいから脱出。「せっかくなら」が合言葉

じつは、カスタマイズするのに魔法の言葉があって、「せっかくなら」です。そして、その反対の言葉は、「めんどくさい」。

私のカスタマイズのタイミングは、「めんどくさい」と思うとき。忙しいとついつい目の前のことを流れ作業のようにこなしてしまいがちだけど、そんなときこそ「めんどくさい」を「せっかくなら」という魔法の言葉に変えて、カスタマイズするんです。

例えば、疲れて家に帰ると「めんどうだからシャワーで済ませちゃえばいいか」と思っちゃうんですけど、そこで「疲れてるからせっかくなら、お気に入りの入浴剤でゆっくりお風呂に入ろう」って私ならカスタマイズします。

ただ毎日を繰り返すだけではなく、「せっかくなら」と自分の時間をカスタマイズすることで、どんな時間もお気に入りの時間になるなんてワクワクしますね。

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