女子のきめ細やかで白い肌は男目線を集めるもの。物言わぬモテ技と言ってもいいでしょう。 そんな美肌作りに、日本古来から伝わる自然派化粧品が多くありますよね。 米ぬかや椿油、馬油、麹などありますが、うぐいすの糞を塗りたくる、なんてのも。糞なんてちょっと抵抗感ありますが、国と時空を超えて海外セレブからその高い美容成分が評価されています。 愛用者ではヴィクトリア・ベッカムが有名。最近ではトム・クルーズが米ぬかと混ぜたフェイシャル美容をしてるらしいです。トム・クルーズと鳥のフンが結びつくなんてそれこそ夢にも思いませんでした。 　

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今でも根強いロングセラーを誇る「うぐいすのふん」は、衛生的で安全な処理を施して粉末にしています。使用方法は水でといて直接肌を洗ったり、洗顔フォームに交ぜて使います。 その美肌成分は糞の中の「酵素」にあるといいます。「うぐいすの粉」本舗である美容文化社のサイトによれば、 「ウグイスは、毛虫が食べた青葉の葉緑素ごと食べることになります。胃や腸で強力な消化酵素を分泌し、糞の中の蛋白・脂肪分解酵素が、肌にたまっている垢や脂肪を溶かし、漂白酵素は肌のシミや色白効果に作用するのです。」 とのこと。どんな肌にも向いていて、過剰洗浄などで決して肌を傷めません。 その昔、着物の色やシミを抜いても生地を傷めないことから、歌舞伎役者や芸者が使い始め、公家や商家の奥方にまで広まったとか。今も昔もセレブ好きするようです。 また、現在では鳥獣保護法によりウグイスの捕獲・飼育が禁止されてるため、生産されてるものはホンモノのうぐいすから排泄されたものではないんですって。実際には近種の鳥を輸入し、ウグイスが食べるものと同じエサを与えて同じ成分の糞を生産してるのだとか。 「鳥種の違いによる成分や効果の違いはございませんのでご安心下さい」 と、全く予想外のトリビアでした。 海外セレブもご愛用のうぐいすのふん。世界に誇る日本人の美肌で大和撫子になれるかも？ photo by Thinkstock/Getty Images ［楽天ウーマン、美容文化社］ （スピたま）
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