それは、カラオケ。そうです。カラオケにおいて「楽しませてスタンス」は0点です。このスタンスだと、ルックスがかわいかろうが、歌がうまかろうが、0点になにを掛けても0点にしかなりません。
この連載では、私が26歳になってから経験した「モテてウハウハになるコツ」について提案します。
【参照サイト・画像・動画へのアクセスはこちら】
重要な大前提として、カラオケの「カラ」は、空元気の空なんじゃないかってくらい、カラオケとは気の遣い合いの連続。
「カラオケ♪」とか、看板も音符マークを掲げている場合じゃありません。基本的にはトークができない環境なので、歌い手の歌に対する聴き手のリアクションがあって初めて成立する場。双方の「盛り上げる努力」がそろわないと、地獄空間になるのです。
そこへきて、おもてなし待ちをされていたのでは、真っ正面から「気が利かない」という印象になってしまいます。
とくに、26歳以降の女性が飲み会をするような男性陣は、社会人スキルとして「カラオケの盛り上げかた」や「聴きかた」など、修練を積んできているはず。それを、女性陣が盛り上げることで評価してあげたら、女性に好感を抱くことは間違いありません。
逆に、男性陣がピエロのごとく盛り上げてるのにつまらない顔をしていたのでは、社会性すら疑われます。
カラオケだけは一般的な社会のルールが適用されると思って、会社の上司と行く時と同じスタンスで臨みましょう。男性陣も、普段会社の飲み会で上司に気を遣いまくっているからこそ、それが出来る女子は超貴重です。要するに、カラオケこそ絶好の気が利くアピールの場なのです!
私が経験した3:3の飲み会では、私以外の女子メンバーのノリが悪かったために、私が気を遣わなければならず、タンバリンをサルの人形がごとくコンスタントに叩き続けた結果、好評価。後に、助かったとお礼を言われるほどでした。
すっごい男性陣がハイテンションで突っ走って楽しんでいるように見えたとしても、内心は女性が楽しんでいるかどうか、その場がちゃんと盛り上がっているかどうかに男性陣はヒヤヒヤしているのです。
■【今回の格言】タンバリンでできた手のアザは、いい女の勲章
私は比較的体育会系の会社に属しているので、カラオケは「2時間耐久タンバリン叩き大会個人戦」だと思ってます。自分との戦いです。先輩が歌い始めたら起立して聴き入る。よく鍛えられた軍隊です。
なにも、モモクロを振りつきで完コピするといったプラスα的な一芸を持つ必要はないんです。というか、それをやると完全にアウトなんですが、その場に存在する最低限の役割として、自分の好きな歌を楽しそうに歌う。人が歌ってるときは、微笑みながらタンバリン個人戦モードに入るくらいの努力はしましょう。
Group of partying girls via Shutterstock