「もうすぐく知るsます、今年は一緒に過ごす彼が一応いるんだけど...。好きだって言ってくれるし、それなりの深い関係も持っているけれど、彼が私を彼女だと思ってくれているか、いまいち自信がないんだよね。このままじゃ苦しくて...」
クリスマスデートを前にして、悩んでいる彼女をほっておけないし、こういう悩みを抱えている女子って多いなと思い、著書『頑張らなくても愛されて幸せな女性になる方法』(リベラル社)など数々の恋愛本を出している、心理カウンセラー根本裕幸さんにお話を聞いてみました。
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■恋人? 友だち? 共通する悩みの4パターン
根本さんによると、やはりこうした相談は、けっこう多いそうです。相談内容は、だいたい次の4つに分かれるみたい。
A「都合のいい女」パターン
自分は好きだけれど、彼は友だちとしか見てくれていない気がする。友だちからは「それは都合のいい女」と言われて不安。B「勘違い」パターン
友だちだと思ってた男子が、最近彼氏面してくる。まるで「俺の女」みたいな態度取られてむかつく。C「本当に好きなの?」パターン
好きと言えるほど気持ちが高まっていないまま、つきあうことになる気がする。D「これからは友だち」パターン
つきあっている彼からなぜか別れを切り出され、これからは友だちだと言われた。
■どうして悩むのかをまず考えてみる
それぞれのパターンの共通点は、すべて疑問。そこで、「どうしてその疑問が出てくるんだろう?」と考えてみることからカウンセリングをはじめるそうです。
疑問の例:「決められない私」
自分のなかに自信がない部分があって、「決められない」、「選べない」私。もし決められないなら、「どうして決められないんだろう?」って考えてみてください。
自分が選ぶことに自信が持てないのかもしれないし、選んで失敗することを恐れているのかもしれません。
■自分の気持ちに素直になってみる
「恋人なの? 友だちなの? 」と思ったときには、まずは「私はどうなんだろう? 」と、自分の気持ちを素直に見つめてみることが大事だそうです。
合意する前から「100% 好きなの!」という場合は、盲目的な恋になっている可能性があり、実際は、「80%くらいは好きだけど、あと20%は微妙」ということが多いです。つきあって色々知りながら、さらに好きになっていく方が多いでしょう。
たしかに、好きな気持ちって揺れ動きますよね。朝、昼、夜で浮き沈みがすごかったり、心当たりあります...(笑)。
そんな不安定な気持ちだからこそ、悩んでしまう女の子が多いんですよね。では、どうしたらいいのでしょうか?
決めるのは気持ちではなくて、どういった態度をとるかです。自分の気持ちをベースにして、どうするのかを選びましょう。
つきあうか、友だちとしてもう少し関係を近づけてみるか、自分のココロの声を素直に聞いて、様子をみます。まわりや相手に流されず、自分で決めて、それをきちんと相手に伝えると、中途半端な関係にはなる可能性は低くなりますよ。
友人にも、「自分の気持ちと向き合って、どんなスタンスでデートに臨むか」をデート前に考えてもらうように伝えなきゃ。
モヤモヤをそのままにせずに、自分の素直な気持ちに従えば、どんなスタンスでデートに臨むか決まってきそうですね。
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