「レバ刺し恋愛漫画」を知っていますか? ネットで発表されるや、独特の味わいにじわじわと人気が高まり、広まっていったというweb漫画「レバ刺しとわたし」。 7月に提供が禁止された「レバ刺し」への想いを恋愛漫画という体で表した、一見シュールな作品です。 絵のほうも「適当漫画」とうたっているだけあって、登場するのは抜け感のあるゆるキャラばかり。 しかし、いっぽうで恋人役のレバ刺しとのやり取りのなかに、実際の男女の恋愛に負けず劣らず切ない気持ちが描かれているのです。 たとえば......  

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「会ってる時に伝える『好き』 離れてる時に思う『好き...』 君はいなくなる 私の好きだけ残る」 「ずっと大好きなんじゃないかなあって思う でもいつか好きかわからなくなってしまうのかなあって... この気持ちは他のだれかにとっては無価値でだれも欲しくない でも私にとっては大事で大事で 苦しくなるくらい大事な宝物なの」 「こうやってあの人を想って心を痛めるのはとてもつらいの。でも痛む度にあの人が好きなんだってわかってちょっとうれしいの でもやっぱりつらいの!」 など、主人公とレバ刺しの独り言は恋愛中の人にとっては身に染みるものばかり。 お互い好きなのにどうしようもない事情で別れざるを得ない、というサヨナラを経験したことがある人などは、思わず涙してしまうのではないでしょうか。 作者の谷口菜津子さんは、漫画雑誌『本当にあった女の波瀾万丈人生』(竹書房)で「レバミシュラン」という漫画を連載しており、「レバ刺しシール」というものまで販売しているといい、レバ刺しへの想いはガチ。 自分以外の何かを好きになり、そして別れが訪れる......。男女間の恋愛以外でも、こうした切なさは共通するものだと言えそうですね。 レバ刺しファンが想い出に浸るもよし、好きな男の子を思い浮かべて胸を締め付けられるもよし。 異色の楽しみ方ができる「レバ刺しとわたし」、Twitterでも拡散されて注目度が急上昇し、このたび自費出版される運びとのこと。 大ブレイクが期待されるこちら、要チェックですよ! [レバ刺しとわたし、やじうまwatch] (小坂井良子)
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