ジョギングやウォーキングが楽しい季節、有酸素運動の前に取り入れたいのが「ゆっくりスクワット」。脳からも筋肉からもダブルで若返りホルモンを出せる、究極のエクササイズなんです。

スクワットでガンガン分泌するホルモンの効果を知れば、今日からスクワットの虜になるはず。



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■脳からは「成長ホルモン」

強力に脂肪を分解したり、お肌を修復、再生してくれる成長ホルモン。筋トレ後には、なんと安静時の100倍~300倍も分泌されるそうです。

体全体の筋肉のうち7割は下半身にあるので、下半身の筋肉全般を使えるスクワットは、成長ホルモン分泌の面でもとっても魅力的なエクササイズ。

■下半身の筋肉からは「マイオカイン」

成長ホルモンと似た働きがある! と話題の新しいホルモン「マイオカイン」をご存知ですか?

成長ホルモンが脳下垂体から分泌されるのに対し、マイオカインは筋肉から分泌。しかも、下半身の4か月以内に新しくできた筋肉を使うことでしか出せないという曲者です。

だから、こまめにスクワットなど下半身の筋トレをし、筋肉を壊して入れ替えていくことが必要なんですね。

■驚愕するほどの肌年齢、マイオカインのおかげ?

カナダのマクマスター大学の実験では、高齢になってからでも運動を習慣にすると、表皮と真皮が20~30歳並みの肌年齢になったそう。

研究では、この肌年齢の驚異的な若返りにマイオカインが関与しているのではと考えられています。

マイオカインを簡単に出す方法として、久留米大学の志波教授は、「毎食後ゆっくりスクワット10回→15分ウォーキング」をすすめていました。

1回の運動で出せる量には限度があるので、週末まとめてハードな運動をするより、ちょっとした運動を毎日やるほうがいいそう。

ホルモンをドバっと出すスクワットのコツは、この記事を参考に。

いつまでも若くいるために、有酸素運動の前にゆっくりスクワットを取り入れ、脳からも筋肉からもホルモンを出しまくりたいですね。

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