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■倦怠期をどう乗り越えるかが鍵
ラブラブ期が一段落したころ、どんなカップルにも襲ってくるのが恐怖の「倦怠期」。
あんなに好きだった彼の一挙手一投足に妙にイラッときたり、また「愛」よりも「単なる嫉妬」が勝ってきたりと、ふたりの間にギクシャク感が生じやすいのもこの時期です。
誰しもが通るこの倦怠期をどう乗り越えるかが「絆がさらに深まる」か、または「もろくも崩れさるのか」の分かれ道となります。
ギクシャクしてるからといって、お互い距離をとりすぎたり腫れ物を触るように接するようでは溝は深まるばかり。
どちらかというと、けんかでもしてお互いのおなかのなかに溜まったアレやコレやをぶつけあったほうが、より仲よくなれたりするものです。
■男性は省エネで結論を出したがる
ただし、この「けんかのしかた」が問題! たとえば、あることで彼と口論になったとします。
いろいろ言い合った結果、彼は「で、俺はどうすればいいわけ? 謝ればいいの?」など結論をまとめようとするはずです。
これがまた、女性の癇に障るんですよね。「謝って済むなら警察いらんわ!」とまるで小学生のような反撃をしたくもなります。
ほとんどの男性の場合、「いまの状態を、建設的に改善するための方策」を提案しているに過ぎないのですが、けんか中という超HOTな状況のなか、言葉足りずで「まとめに入ろう」としてしまうため、女性には「投げやり感たっぷり」に見えてしまうわけ。
■過去の話は持ち出さない
しかし問題はここではなく、このあと! 多くの女性が「だいたいさー、あのときもこうだったよね」と芋づる的に過去の話を引きずり出して、いま起こっている問題と同様に机上に並べて議論してしまうのです。これ! ここが大問題!
男性はこの過去の蒸し返しが、なによりも「だーーーーーい嫌い!」らしい。過去の問題や事件は、男性たちは「その都度、解決してきた」つもりでいます。極端な話、過去の問題は「リセットされてなかったことになっている」といってもいいでしょう。
それなのに、いまの問題と同列で上げられて、終わったはず(謝罪して許してもらったはず)の過去の自分も否定・非難されるのですから、たまったものではない!
この芋づる式けんかがはじまると、だいたいの男性は「逃げ」の体勢に入ります。その場から去ろうとしたり、だんまり作戦に入る人もいます。ひどいときは「彼女との関係を清算したくなる」といった、リレーションシップの拒絶に入る人も...。これは怖いですよね。
■ひとつお題を与えてクリアしたら仲直りする
だから「けんかして言い争う」まではOKなのですが、その際「一度ふたりの間で解決した過去のことは掘り返さないこと」これは大鉄則。
また彼が「どうしたらいいの?」とまとめに入りはじめたら、「仲直りしたいから、ごめんなさいって言って」と甘えてみるといいかもしれません。
とにかく男性は、どうしたらいいのかの行動の指南を欲しているのですから、なにかお題を与えましょう。そしてその課題を守ってくれたら、「はい、ではけんかはおしまい!」とにっこりと。
こんなけんかのしかたならば、きっとふたりの絆は「熱いうちに打った鉄」のように、硬く確かなものになっていくはず!
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