『普通のダンナがなぜ見つからない?』(文藝春秋)には、結婚情報サービス「オーネット」のマーケティング部長の経歴がある西口敦さんが、普通の彼氏を見つけることの大変さを物語っていました。
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■すべてが「普通」の人はいない!
「一つ一つが「普通」というからには確率50%とする。ところが、この条件すべてを満たす人ということになると、
会話普通50%×ルックス普通50%身長普通50%×清潔感普通50%×ファッションセンス普通50%×学歴年収普通50%≒0.8%なんと、すべての普通を同時に満たす人は100人に1人もいないといううすら寒い結果になるのである。」(本文より抜粋)
こう言われてみると「普通でいい」の高望み具合に仰天!
女の子なら一度は「お金の無いイケメンとカネ持ちの不細工なおっさんなら、どっちと結婚したいか」というようなしょうもない話で盛り上がった経験があると思いますが、実際にこの数字を見ると、「普通でさらに自分と性格や趣味も合う独身の人」なんて絶対見つからないのでは...と不安になりますね(汗)。
身近に「普通の人」がいた場合は、優良物件と思ってチェックしておいたほうがいいかもしれませんよ!?
■ライバルのいないオタク系は狙い目
「普通が高望みだなんて、どうしたらいいの~!?」と嘆くなかれ。本書では鉄っちゃん(※テラハの「てっちゃん」ではありません!)や、アキバ系男子もオススメ、という意外なアドバイスも。
「何より、彼らはリアルの女性慣れしていない。(中略)鉄道に好奇心のある女性がいたら、みんなしてとっても親切にいろいろ知識を語り、薀蓄を教えてくれるそうである。そこで目をキラキラさせて「えーそうなんですか!」と素直に感激を表現すれば、口説きのテクなんて一切不要である。」(本文より抜粋)
「これは戦略である。戦略は、自分のライバルの少ないところ、勝てるところを選んで勝負を仕掛けないといけない。」(本文より抜粋)
趣味だけは特殊(?)だけれど、そこだけ受け入れられればライバルは少ないうえ、女性経験が少ない男子にお姫様扱いしてもらえるかもしれませんね。
自分の趣味を大切にする人なら、こっちの好きな趣味もある程度理解してくれそう。もちろんオタク男子の趣味が自分に新しい発見をくれたり勉強になるなど、意外と楽しめる場合もありそうです。
「オタクは絶対ムリ~!」と線引きするまえに、もう少し狩り場のフィールドを広げてみれば新しい出会いにつながったり、思っていたよりいい人が見つかるかもしれませんよ。
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