端正なルックスを持つデザイナー、サビーヌ・ガーネムという女性が2012年に立ち上げたジュエリーブランドです。現在ロンドンを拠点に活動している彼女がデザインを手がける『SABINE.G』は世界的に話題を集めています。
【参照サイト・画像・動画へのアクセスはこちら】
■なにもわからなかったけれど、とにかく行動した日々
Sabine Gettyさん(@sabine_g)が投稿した写真 - 2014 2月 15 11:17午前 PST
サビーヌは、30歳にして自分のブランドを持ち、多くの女性ファンに支持され、まさに順風満帆なキャリア。一見、彼女は若くして成功を手に入れたかのように見えますが、仕事をはじめた当初は、売り込みの方法もわからず、ただ自分の作品を見せて歩くだけ......という忍耐の日々を送っていました。
でもそんな彼女にある日、おとぎ話のような転機が訪れたんです。
ヴァカンス中に、LAを訪れたサビーヌ。そこで、あるひとりのバイヤーと出会います。彼女はサビーヌの作品を見ると、「これとこれ、これもね。それからあれも購入したい!」と言ったとか。
サビーヌが「私のジュエリーはどうですか」とたずねると、そのバイヤーは呆れたように「あなた会社を設立しなさいよ。私は注文しているのよ!(注文しているんだからどうもこうもないでしょう)」と答えたそうです。
そして前代未聞、ブランドが立ち上がる前に、高級百貨店でサビーヌのジュエリーが販売されることになりました。これが『SABINE.G』の運命的な始まりの物語です。
■サビーヌがジュエリーに込めた想い
サビーヌが、自身のジュエリーに対して込めている想いは、「世代を通して受け継がれてほしい」ということ。「祖母から母へ、そして娘へ......。昨日のことを想いながら今日を創造し、明日も生きられるように......」と話しています。
ジュエリーが女性たちのお守りのような存在になってほしいと考えているサビーヌ。想いを込めたジュエリーはフィレンツェにある職人一家がハンドメイドしています。無名のころから、丁寧にひとつひとつ作り続けているそう。
だからこそ、『SABINE.G』のジュエリーは、何年も使い続けたくなる繊細で厳かなオーラをまとっているんです。
■身につけるだけで、女度がグッと上がる
Sabine Gettyさん(@sabine_g)が投稿した写真 - 2013 12月 13 12:09午前 PST
指先にたったひとつのセルだけで、視線が集中するのが『SABINE.G』のリングの極意。
気高い美しさと、女性らしい細やかさを兼ね備えています。
フォーマルファッションに合わせるのはもちろんですが、カジュアルな服のときにもリングひとつ身につけるだけで、グッと気品が増すのが『SABINE.G』の魅力です。
Sabine Gettyさん(@sabine_g)が投稿した写真 - 2015 4月 15 11:37午前 PDT
大胆なデザインですが、2個づけするのもあり。
中指には大ぶりのデザインのものを、小指には華奢なリングを。そのとき、2個のリングを同系色でまとめると、手元から指先への流れが、一層美しく見えます。
サビーヌが手がけるジュエリーは、「女性に生まれてよかった」と思わせてくれるほどドラマティックな美しさがあり、スペシャルな気分にさせてくれます。
サビーヌが女性への熱い想いから生みだした『SABINE.G』のジュエリーは、世代を超えて愛していきたいジュエリーです。
photo by Getty Images
(コバス)