海やプールのレジャーではポニーテールやお団子にしたり、浴衣を着る花火大会では編み込みなどのまとめ髪アレンジをしてみたり......。
でも夏にやりがちなこれらのヘアアレンジが、実はどんど髪を傷める原因になっているんだとか。そこで、髪へのダメージが激しいヘアアレンジを知って、傷みを最小限に抑えましょう。
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■毎日毎日、ポニーテール
髪が長いと、暑苦しいので夏はポニーテールで首元をすっきりさせる人が増加。ポニーテールはあか抜けた雰囲気をだしたり、元気で明るいイメージを出したりと、変幻自在のヘアアレンジです。
でも、忙しくてつい毎日同じポニーテールを作っていたら要注意。
ポニーテールは、だらしない髪をさっと簡単に隠せるし、時間をかけず上品な雰囲気に仕上げることができるけど、毎日ポニーテールばかりだと髪は傷む一方。いつも同じ位置できつく束ねていたら、髪が傷んでどんどん切れ毛が増えてしまいます。
「BYRIDE」より意訳引用
毎日したいポニーテールですが、ほどほどに楽しむのがよさそう。また、髪を傷めるキツめのヘアゴムよりも「HAIR TIE」のような髪に優しい素材のものを選ぶことも大切です。
■ぎっちぎちの編み込みアレンジ
前髪の編み込みや、フィッシュボーンやみつあみで作るまとめ髪って簡単なのにかわいい。ついつい、毎日編み込んでしまいそうになりますが、これもやりすぎは禁物です。
きっちりとキツめに編み込むと、毛根が引っぱられて髪に大きな負担をかけます。いつもいつも長時間編み込みをして髪を引っぱり続けていたら、最悪の場合、牽引性脱毛症になっちゃうかも。
「BYRIDE」より翻訳引用
もちろん編み込みをすること自体が髪に悪いわけではありません。たまになら、ダメージもさほど気になりません。
もし、キツい編み込みで髪に負担をかけたなと思ったら、次の日はヘアアレンジはせずに休息日を与えるようにしましょう。
■濡れたままでまとめ髪
暑い夏は、シャワーを浴びたあと、サッと髪をまとめてそのまましばらくグダグダしてしまいがち。でもこれも髪には最悪なことのよう。
濡れた状態の髪は、乾いた状態の時よりも傷つきやすく、切れ毛や枝毛になりやすいんです。濡れた髪を束ねるのは、絶対避けるべき。
「BYRIDE」より翻訳引用
たしかに、濡れたまま髪をまとめると、ほどいたとき抜け毛がひどい気がします。
濡れた髪は色っぽく見えるし、ツヤ感が出て魅力的ですが、ヘアスプレーやワックスを駆使して濡れ髪風にするのが髪への優しさです。
■髪を束ねて眠る
ロングヘアだと、寝るときに髪が邪魔でまとめておきたくなります。また翌朝クセやうねりが最小限で済むといううれしい効果も。
でも、寝ているときの摩擦で髪はダメージを受けています。髪を束ねている状態では、毛根に常にストレスをかけていることに。寝るときは必ず髪をおろしておくようにしましょう。
どうしても髪をまとめておきたい!というのであれば、枕カバーを綿からサテンやシルクのものに変えることで摩擦によるダメージを抑えることができます。
「BYRIDE」より翻訳引用
ロングヘアはアレンジするのが楽しいですが、その分ケアが大変。
ヘアアレンジは、髪へのダメージをかけすぎないよう様々なバリエーションを持っておくことが大切です。
どんなに髪型がキマっていても、ダメージヘアなだけで魅力は半減してしまいます。紫外線でただでさえ髪が傷みやすい夏は、ヘアケアに注力すべきかも。
[BYRIDE]
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(岩瀬智世)