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■モテてるの? それとも断れないだけ?
男性人気が高いのに、決定的な彼氏ができない女性、または「好みじゃないタイプや既婚者ばかり寄ってくる」と嘆いている女性って、結構多いですよね。
これ、モテているようでじつは「単に、つまらない男の誘いにきっぱりNOが言えない」だけ、かもしれません。
女友だちのA子もそんなひとり。一見するとモテモテなんだけど、よく観察してみると彼女に言い寄ってきているのは「既婚者」か「確実にモテない君」のどちらか。
そのなかから「すてきな彼氏を選べ」というのは無理な状態なのです。そして肝心のA子も、「正直、どうでもいい人たちの相手をするのが面倒」とうんざり。
「どうでもいい相手」からの誘いなんて、きっぱり断ればいいじゃん! ......と思いますが、彼女は「それができないから困っているの」と言います。
■その断り文句、逆効果かも!
「どうでもいい男性陣の誘い文句に、上手に返答できない」とA子。どんなやりとりになってしまうかというと......。
「男性:彼氏いるの?」「A子:ほしいんだけど、いまはいないの」
これでは男性は「脈あり」と思ってしまいます。むしろ「俺、もしかしたら誘われてる?」という勘違いを招くことにも。
「男性:独身なら放っておかないのに」→「A子:残念! もっと早く出会っていたらな〜」
A子の精一杯の気遣いなのですが、「もしや既婚の俺もOKなのでは?」と激しく勘違いされてしまう、もっともダメなNG返答です。
「男性:(夜中に)電話してもいい? 家に行ってもいい?」→「A子:(さすがに即答はなしで翌日メッセージを送るも)ごめんなさ〜い。夕べは疲れて爆睡中でした」
いっけん模範回答のようですが、「寝てたってことは、夜は暇(男の影がない)なんだな」とこれまた図々しい誤変換をされるもとに。
「相手を傷つけたくないから」「ヘタに断って逆恨みされてストーカーになられると困るから」という理由でバシッと断れないという気持ちはわかります。
でも、あやふやな返答が「思わせぶり」となり、既婚者やどうでもいい男性陣をつけあがらせプチ・ストーカーみたいにつきまとわれたりと、いずれにしても超面倒くさい展開になってしまうことに。
基本的に男性は「勘違いしやす生き物」なので、女性のちょっとした言葉やしぐさで「俺、好かれてる?」と舞い上がります。
厚かましくて図々しい男たちならば、A子の返答では「あと1回押せばモノになる!」ととんでもない確信を持ってしまうはず。どうでもいい男たちとどうでもいい攻防戦を繰り広げるほど、時間と心の無駄遣いはありません。
■「あなたは優先順位が低い男」と認識させる
ということで、私が実践している「相手をやんわりと遠ざけ、その後誘われなくなる術」を紹介します。
「彼氏いるの?」→「いや〜、いろいろありますね、人生って(笑)!」
これ、彼氏がいないときの返答例です(彼氏がいるときは、もちろん「いまーす」と元気に答えれば、相手はそれ以上は押してきません)。
彼氏の有無をはっきりさせず、「男の影があるっぽい。けれどなんかややこしいことになってるのか?」と思わせる術。
どうでもいい男たちは、「ちょっと楽しいことをしたいだけ」のことが多いので、あえて「ややこしい状態になっている女性」にちょっかいを出そうとは思いません。ひとまずはしばらく静観に入るはずです。
「男性:独身なら放っておかないのに」→「ありがとうございます(ニコッ)。ところで○○さん、あの話題の映画、ご覧になりました?(と突然話題を変える)」
本音は「あなたが独身だったとしても、我が人生に1ミクロンも影響なしじゃ!」と怒鳴りたいところですが、そこはグッと我慢して、まずは軽くお礼を述べたあとガラリと話題を変えます。
だいたいの男性は「いま、かわされた!」と気づくか「こういうことを言われ慣れている女性なんだな。俺なんかの口説き文句じゃ太刀打ちできないな」と意気消沈するかの状態になります。
「男性:(夜中に)電話してもいい? 家に行ってもいい?」→着信に気づいたとしても無視。
既読にしてもしなくもどちらでもOKです。肝心なのは即レスしないこと。1日放置したあと「昨日は外出していて、ちょっとバタバタしていたので返信が遅くなってしまいました」とだけ送ります。本当は暇にしていたとしてもです。
「外出、バタバタ」というワードが出てきた時点で「自分より優先する誰かや何かがあるんだ。俺は優先順位が低い男なんだ」というのをやんわりと自覚してもらうことができます。
「なにか御用でしたか?」と事務的に聞いてあげてもいいけれど、「○○ちゃんの声が聞きたくなって、つい」みたいなやりとりになるとウザさが増すだけ。
そんな返信が来たら、即「いいね!」みたいな雑なスタンプをひとつ送って、とどめをさしましょう。
どうでもいい男性とのやりとりって「モテている感」よりも「ウザさ」のほうが絶対的に勝ってしまい、無駄に心の重しになってしまいます。これほど、心底どうでもいいストレスもありませんよね。さっさと優しく切り捨てて、常に軽やかな気持ちでいましょう!
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