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女同士の会話のなかでは、よかれと思って同情をすることもあります。ですが、それって本当の優しさなのでしょうか?
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■そもそも「同情」とは?
同情をするということは、「ネガティブな感情を増幅させて、そこに留まらせようとする行為」と言えます。
たとえば、彼氏に浮気されたという友だちに対して「ひどい......本当に悲しいね」「彼って最低! あなたはなんて可哀想なの!」など、悲しい気持ちに同情しているようで、ネガティブな方向に大袈裟にしてしまっているだけ......なんてことも。
プロポーズの言葉で、「よろこびは倍に、悲しみは半分に」というフレーズがありますが、ただ同情するだけというのは、「悲しみを倍に」している行為になってしまいます。
■「そっかぁ」の攻撃力
よく使ってしまいがちの言葉のなかに、「そっかぁ」という同意の言葉があります。
「そっかぁ。ひどいね」「そっかぁ。それは傷つくね」など、この言葉の攻撃力は強く、「これは悲しい話、あなたは可哀想な人」と断定するフレーズと言えるでしょう。
■「なるほどね」がベスト
それでは、どう返答するのがいいのでしょう?
相手を不快にさせず、話を大げさに展開させないベストな相槌は、「なるほど(ね)」。相手に「話を理解していますよ」ということだけ伝えられるところがポイントです。
そして後は、「彼に寂しい思いをさせてたのかもしれない」とか「試しに1回別れてみれば?」など、前向きな解決ができるような言葉を選びましょう。
じめじめした雰囲気に乗っかり、落ち込んだ気分を長引かせることはせず、カラッとした姿勢で前進するよう背中を押してあげる......それが本当の優しさだと思います。
image via Shutterstock
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