日差したっぷりの夏。
太陽の光を肌に浴びるのは気持ちいいけれど、紫外線でシミやソバカスができるのはちょっと......。
だからこそ、ビタミンCで内側からしっかりケアしたいものです。でも、ビタミンCってただやみくもに摂取するだけではきちんと肌に届かないんだとか!
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■肌に届くまでの道のりには個人差がある
ビタミンCは美容面以外にも、多くのはたらきがあります。たとえば活性酸素から身体を守ったり、免疫力を高めてカゼを予防したり、ストレスと戦うホルモンを作ったり、肝臓の解毒作用を助けたり、さらには白内障を防いだり......。
これらの役割のうち、どこから優先してビタミンCを使っていくかは、人によって違います。たとえば免疫力アップの物質を作る働きの優先順位が高い人もいれば、抗ストレスホルモンを作る働きの優先順位のほうが高い人もいる、といった具合。同じようにビタミンCをとっていても、人によって、カゼのひきやすさに大きな違いがでるというわけです。
「MYLOHAS」より引用
たしかにそう言われてみると、同じ食事をしている家族でも風邪の引きやすさに違いがありますよね。
この、どこからビタミンCを優先的にとっていくかの違いは「カスケード理論」というものに基づいているとか。
カスケードとは英語で「段々滝」という意味。段々のところに水車があり、滝の上から水を流しているところをイメージしてみてください。
段々に並べられた水車は、人によって順番が違います。例えばかぜを予防する物質の水車が一番上にある人もいれば、一番下にある人もいます。 流れ落ちる水(ビタミン)の量が少ないと、上の方にある水車は勢い良く回転しますが、下の方の水車は動きません。
(メグビー「カスケード理論」より引用)
「MYLOHAS」より引用
つまり、体質的にシミ・ソバカス予防の優先順位が低いと、ビタミンCを摂っても肌まで届いていない可能性があるんです。
■とにかくたっぷりとる
だから、どんな体質であっても肌にビタミンCをしっかり届けたいなら、とにかくたっぷり摂取することが大切です。
毎日紫外線にさらされるこの時期、サプリメントや食べ物でとにかくビタミンCをたっぷり摂取して、将来のシミ・ソバカスを防ぎましょう!
[MYLOHAS]
image via Shutterstock
(近藤世菜)