こんな女性になりたいな...と思わず羨望のまなざしで見つめてしまう人を観察していると、皆さん立ち姿や振る舞いに共通点があることに気づきました。

アラサーは、これまでの人生経験から必要なものだけをセレクトする期間

それは、余裕

どんなに忙しいであろう時でも、焦らずスマートに、指先までしなやかに動かしています。あの余裕は、私たちも日ごろの意識づけで身に着けることができます。ポイントは次の3つ。

1. 手間ひまをかける余裕

たとえば、効果があったのかどうかも分からないような「顔パックのながら作業」をやめて、じっと目を閉じて、ただただ肌が潤っていく感覚を味わう。ダシ入りお味噌汁を卒業して、ダシを取るひと手間をかけ、味の違いがわかる舌をやしなうなど、ひと手間かけた者にだけ分かるよろこびや変化を感じられたら、またひとつ大人になった証拠です。

2. ファッションの余裕

服を買うとき、いつも愛用のブランドに行く前に、ワンランク上の価格帯の店をのぞくようにします。上質な素材、縫製が分かるようになり、おのずと安物買いが減ります。

質が良いものをサラリと着こなし、着まわせれば、それだけで余裕がある女性に見えます。

3. 心の余裕

世の中すべての人がそれぞれの考え方、生き方であることを意識して人と接するようにします。そうすると、自分の意に反することを言われたたりされたりしても、いちいちイライラしなくなります。

「だって、みんな別の考えだから」

人の考えを受けとめる習慣がつくと、そのぶん心の器が大きくなり、心に余裕がでてくるため、職場での後輩指導やチーム作業にも役立ちます。

とにかく遊んで、がむしゃらに仕事をした20代の経験を生かして、自分に必要なものだけをセレクトして暮らす。それが大人の女性の余裕です。

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