タッキー(tacky=悪趣味)スタイルとは、究極のシンプルファッションをおしゃれとする「ノームコアスタイル」に反発したものといわれており、名前の通り「悪趣味ギリギリのライン」をわざと作り、それを「イケてる」とするもの。
シンプルとは真逆の個性的な、いわば「ダサかわ」的なファッションのことを指すようです。
ただこのスタイル、実際に取り入れるとなるとかなりハードルが高いのも事実。そこで、デイリーコーデでもさりげなく取り入れられる、「タッキースタイル」のスタイリング術をご紹介します。
違うチェック同士を組み合わせる
A photo posted by Ananda Saba Patel (@superfashionable) on Dec 8, 2015 at 5:14pm PST
違う柄同士を組み合わせるのも、タッキースタイルの特徴。でも、ただやみくもに柄同士を組み合わせればいいってものではありません。
トライしやすいのは、チェック柄同士を組み合わせるワザ。慣れるまでは、「全体の色を2色まで」と決めてトライするとやりやすいかも。その場合、1色はモノトーンにするとまとまりやすいです。
インパクトアウターに頼る
A photo posted by Keiko Lynn (@keikolynn) on Dec 2, 2015 at 2:08pm PST
インパクトが命のタッキースタイル。印象的に見せるなら、今季はアウターがおすすめ。アウターなら、例えば社内などでは着たままではなく脱いでいるので、通勤ファッションとしても使えます。
ベーシックなものを買いがちなアウターこそ、タッキー狙いで個性柄に挑戦してみるのもあり。余裕が出てきたら、合わせるインナーも柄にするなどして、スタイリングを遊んでみては?
「H&M」や「Forever21」など、ファストファッションのブランドなら、リーズナブルにインパクトアウターが探せたりするので、ぜひチェックしてみて。
カラーリングで遊ぶ
いままで決してしなかったようなトリッキーな色の組み合わせでスタイリングするというのも、タッキースタイルの特徴。
カラーコーディネートの鉄則として、ビビッドなカラーと合わせるならベーシックカラーと相場が決まっていましたが、タッキースタイルの場合はビビッドカラー同士を思い切って組み合わせます。
トライしやすいのは、ブルー×グリーンなど、寒色系同士の組み合わせ。これなら、比較的品よくまとまるので通勤着でもOKだし、新鮮度もグンとアップ!
海外セレブだから似合うんでしょ...と諦めてしまうまえに、自分で似合うようにどう取り入れるかを考えてみると、新鮮なファッションも楽しめるってものです。
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