ジャーナリストの白河桃子さんがマダムたちの本音と実態を記した『セレブ妻になれる人、なれない人』(プレジデント社)を参考に、セレブたちの意外なカード事情を紹介します。
セレブ=贅沢し放題ではない
セレブといえば「ここからここまでちょうだいっ!」と棚ごと服を買うイメージ。でもそれは、我々一般庶民がつけた勝手な思い込みだったのです。
「本当のお金持ちは絶対に見栄を張らない。なぜなら彼らは『お金持ち』であることを人に知らせる必要がないのだから」(本文より抜粋)
パリス・ヒルトンやレディー・ガガのように、派手に買い物をするのはお金が余って仕方のない(?)一部のスーパーセレブだけ。
「この人はお金を持っている」と世間に思われることは、裏をかえせば自分の身を危険にさらしているということ。
品格を下げるような、見せびらかすような買い物をしている場合は真のセレブではない可能性が高いのです。
ゴールドカードも持たないセレブ?
有名なアメックスのクレジットカードでいえば、ゴールドカードの年会費は円29千円、プラチナカードは14400円、最上級のセンチュリオン・カード(ブラックカード)は378千円。
そんな金額をものともせずにプラチナ、ブラックカードをさらりと出すかっこいいセレブ...なんて架空の人物だったのかもしれません。
本書では、実際のセレブはゴールドカードすら持っていないという衝撃の内容が書かれています。
「『年会費がバカ高くてもったいない、普通のカードで十分』なのだそうだ。必要な局面ではコネがあるので優遇される」(本文より抜粋)
上級ランクのカードには魅力的なサービスがついてきますが、そんなものはお金を払わなくても持っているのがセレブ...。この発想はありませんでした!
ポイントカードは積極的に使う
以前テレビ番組で杉本彩さんが「ポイントカードが大好きなんです」と言っていたのを観て驚いた筆者。
また、杉本彩さんは無駄なお金を使わない分、動物愛護の団体『Eva(エバ)』を作り自ら寄付と募金活動を行うなど倹約したお金を別のことに役立てています。
財布をポイントカードだらけにする必要はありませんが、杉本彩さんも使っているのなら、「ポイントカードはケチ、ダサい」というイメージは一度捨てるべき。
あまり手持ちのカードを増やしたくないのであれば、SuicaやPasmoをクレジット機能のあるカードに切り替える方法も。買い物はもちろん、定期券など普段の交通費だけで気持ちよくポイントが溜まります。
見栄を張るより、自分に合ったポイントカードを有効活用できるようになりましょう。
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