• 2018年夏・富山旅行

    2019-01-13 09:51

    ※かなり長いです。
    諸事情により投稿するまでに間が空きましたが、昨年の夏季休業時の旅行記です。

    今年のお盆はどこへ行こうか…
    結構な機関悩んでました。

    社会人になってからというもの、必ずどこかへ旅行をするのが
    決まりごとになってしまい、家でじっとしていられない性格も
    相まって、どこかへ行こう、行こうと考えた挙句・・・
    今年も結局富山!
    社会人になって5年目、3度目の富山です…
    というのも、目的がありました
    「昨年いけなかったところに行こう」

    昨年も全く同じ、14日、15日という日程で富山・金沢を訪れたのですが、
    泊まり込みで余裕を持ったにもかかわらず、結局富山は1日で回ることになり、
    しかもろくに下調べをしなかったので、高岡美術館の藤子不二雄F展”ふるさとギャラリー”
    を訪れたときには閉館していたという大失態

    なので、今回はいの一番に向かうことに決めました
    そしていつもの潮風ギャラリー。ここは毎回訪れていますが、今回はある目的がありました。
    あまり欲張らず、夕方には潮風ギャラリーを離れて、富山駅へ移動
    夕食を済ませて余裕があれば、富山城などの夜でも楽しめる観光地に
    寄ってからホテルへ。こんなスケジュールでした。

    2日目も、昨年候補に挙がりながらしていけなかった場所
    こういうのって、ついでで「この近くにはどんな施設があるのかしら」
    と調べてしまうから後悔につながるのでしょうか・・・
    あまり欲張りすぎてはいけないと思いながらも、
    午前中で(バスが午後一で出るため)富山駅近くのガラス博物館と
    水墨美術館を訪れることに

    もちろんお土産を買う時間や食事の時間も考慮して、
    最悪の場合省く!という算段にしました

    そして、日程をぎりぎりまで決めかねていた要因、台風14号の発生に伴い、
    2年前に特急が止まって東京経由で名古屋まで帰ってきた苦い思い出から、
    今回金沢経由ではなく、バスで直に富山まで行くことにしました

    出発当日

    高岡行きのバスが名古屋から8時に出るため、確かに早起きはしないといけないのですが
    なんと3時に起きてしまいました。まあ、バスの中で寝れるからいいか・・・

    しばらく弾けないのでギターをちょろちょろっと弾いてから出発
    左右で1:2に分かれた3列バスの1列側!こいつはラッキー!
    事前に買ってたバカボンを読んだり、寝たり、寝なかったりしながら高岡着
    渋滞の懸念もあったけど30分ほどの遅れで到着。まあいいでしょう

    着くなり、やはりここに来たからにはこのどちらかを食べなければ収まらない!
    ”富山ブラック”あるいは氷見の魚介類

    富山ブラックとは、富山の名物である文字通り真黒なラーメン
    富山だと意外とそこらじゅうで出してたりします
    それから氷見の新鮮な魚介類のどちらかを・・・
    と思いつつ高岡駅周辺を散策。1年ぶりになります

    地下に魚介類を出すお店があったのでそこで昼食
    しかしゆっくりもしていられません。
    氷見線の本数は70分に1本!しかももうお昼を回っているので、ここから距離の離れた
    2か所の美術館を訪れるためには、計画が必要です

    昼食後、間髪入れずタクシー乗り場へ。高岡美術館の近くに駅がありますが、
    歩いていくと時間がかかるのは昨年経験済み、電車を待つのも相当なので、
    そう代金もかからないしタクシーという判断
    1メーターでもないので運転手に嫌がられたりもしません

    ふるさとギャラリーに到着。高岡美術館とふるさとギャラリーは別料金のため、
    時間の都合もあって今回はふるさとギャラリーのみの観覧としました。
    来たはいいものの実はわたくし、F先生の作品はほとんど知らないのです
    (短編は何本か読みました)

    なので、主にドラえもん関係を見ながら「ほーん・。・へー・。・」と
    回っていたのですが、”最後のユートピア”を発見

    これはどちらかというと、A先生のファンが喜ぶ代物じゃないでしょうか
    詳しくは笑ゥせぇるすまん”マンガニア”参照

    ギリギリまで回って、越中中川駅へ。暑さからか、電光掲示板もバグってました。

    70分に1本の氷見線到着。結構地元の高校生とかが利用してます
    氷見線は氷見付近になると車内から海が見えてきます
    結構きれいです。隣のお姉さんともども、車内から写真を撮りまくってました

    無事に氷見到着
    1本遅らせるとこんな余裕もなかったのですが、氷見の海の写真を撮りながら潮風ギャラリーへ
    今回の目的というのは
    ・新しい喪黒グッズが出てれば買う
    ・著書”藤子不二雄Aファンはここにいる”を読む
    ・喪黒にドーン!される

    まずは少しだけ1階の展示物を見て2階へ。最初は見つからなかったので
    魔太郎を読んでたのですが、そのあとで例の本を見つけたので読み始める
    かなり期待していたのですが、そのせいもあってか、あんまりでした
    ※あくまで個人的な感想です

    「ものすごいAファンを名乗っておきながら、著者やゲスト(鼎談風だった)も
    自分が思っていたものとさほど変わらない感想のオンパレード。”そういう考え方もあったか!”
    というのが少しもなかった。所々同じ作品に対しての同じ感想が何度か出てくる。無駄では?
    黒ベエがギャグマンガ扱い?笑ゥせぇるすまんより黒いんですが???
    笑ゥせぇるすまんなどのせぇるすまんシリーズについての言及はほとんどない
    せっかく連載してた喝揚丸ユスリ商会や番外社員もほとんどなし」
    これだったら俺が書いたほうがもっとましな内容になるのでは?と思うほど

    逆に、ノーマークだったことわざの本やA先生の自叙伝なんかは面白かった
    まさか「途中下車」のあのおじさんにモデルがいたとは!
    その他にも「これって実体験に基づいた話だったの!?」ってのが結構あって面白かったです。

    2階にはスクリーンがある部屋があり、そこでハットリくんと一緒にポーズをとったり、
    喪黒にドーンされたりもできます。私はそのブースで喪黒に切り替わるのを待ち続け・・・
    ひたすら真顔で写真を撮っていました。はたから見たら異様な光景でしょうね。

    珍しく閉館手前まで居座り、例のごとくグッズも大量に購入していきました。
    それでも時間が余ったので、氷見の海がよく見える場所へ移動し、写真を撮りまくりました。
    天候はまあまあ良かったと思います。青々とした海の写真が撮れました。

    氷見線が到着し、再び高岡へ。実はもう一つの目的が残っています。

    それは、富山の名物ラーメン「富山ブラック」を食べること。
    調べたら、駅の近くにも何件かあるので、そのお店に行くと、すでに列が・・・

    人生初、一人でのラーメン行列に並びました。

    ようやっと店に入り、注文は外であらかじめしていたので、すぐに
    富山ブラックと塩昆布おにぎりが出てくる。

    塩昆布おにぎりは実は前に訪れた時もいただいたのですが、塩辛い富山ブラックとの
    マッチングが最高ですね!富山ブラックを食べる際には、一緒に注文することを
    お勧めします。高岡の素晴らしい夕暮れに見送られ、宿泊地である富山市へ。

    個人的な考えですが、どの駅も栄えてる側の反対の駅は、さびれている感じがあります。
    富山駅も例にもれずそんな感じでした。

    最初にさびれてる側に出てしまったので、「ありゃ、富山、こんなか?」と面喰いましたが、
    すぐに気づいて引き返しました。

    しかし、時間が余りすぎている。夕食はさっきすましたし、飲み屋もあるにはあるがかなり混んでいる・・・

    そこで、あまり混んでいない、ご当地ならではの飲み屋に入ってみようと思いました。

    探し回るとようやっと発見。いかにも、な感じの飲み屋。家族経営っぽい。
    親子らしき、おばさんとおばあさんの2人。
    このブロマガを書こうと思ったきっかけでもあります。

    まず、入ったはいいものの、勝手がわからない。玄関らしきところから上がるから、
    じゃあ靴は脱ぐのかと脱いで入ると、「あ、そのままで結構ですよー」と
    お店の人ではなく、酔っぱらった客のねーちゃんに・・・

    で、あとに続いて同じくたまたま入ってきたおじさんも一緒に入る。

    で、いきなり想定外の事態。なんと、メニューがない。
    「あのー、メニューは」と聞くと。「うちにはないのよ。なんか、いっていただければ」と

    やばい、やったことないし苦手なパターンだ。とりあえずお勧めは?と聞くと、晩酌用の
    おつくりセットがあるらしいのでそれに。さっき入ったおじさんも隣に座り、同じ物を注文。

    で、お酒は?と聞かれたので、「ビールは苦手なんで、なんか日本酒を」というと、
    富山の地酒があるのでそちらにしました。

    しばらくして、料理は来るものの、お酒が来ない。酒なしで塩っけたっぷりの魚を食うのもなあ・・・

    耐えかねておばあさんに、「あのー、すみません。お酒は?」

    「え?」

    「(え?って・・・)いやあの、お酒は・・・」

    「ああ、ビールかね」

    「え?」

    このとき注文に対応したおばさんは席をはずしてる。そして驚きの一言が・・・

    「このおつくりにビールはついてくるけど酒は別だよ」

    !?

    「え?」
    「え?」

    この後しばらく二人の沈黙と探り合いの空気が続く。耐えかねた隣のおじさんが、

    「いやあのね、このお兄さんがね、注文の時ビール以外でってさっきの方に頼まれたの」

    岡目八目といったところか、自分も経験があるが、第三者は冷静に事情を理解し、伝えることができる。
    当事者は1番理解してるはずなのにパニくってしまってもう使い物にならないのだ。

    「すんません・・・」というしかなかった。自分のコミュニケーションのなさに愕然としたり、
    おじさんに助けられたこともあり。

    で、お酒がようやく来てからは、備え付けのテレビを見るだけだった。実はこの間にも
    結構時間があったので、この年の初音ミク誕生祭に向けての裏話的なツイートを延々やっていた。

    で、横のおじさんとも話すことなく会計の時間に。

    しかし財布を見ると、諭吉しかない!お土産やらなんやらで千円札を使い切ってしまったか・・・

    このテの店には千円札や5千円札のストックはあるのだろうか?会計は1500円なので500円玉も必要だが・・・

    案の定、ありませんでした。おばさんは「ちょっと待ってて!」とどこかへ行ったきり、帰ってこない。

    その間にかなり時間があったので、隣のおじさんに話しかけられ、会話タイム。

    おじさんも観光で、来ていて、能登のほうから来てるとのこと。スポーツ医療系の仕事をしていて、
    金沢にもよく行くが、能登もいいところだからおいでよとお誘いを受けました。
    次のお盆休みあたりに行くかな・・・

    ようやくお釣りを持ってきたおばさんにすみませんねと平謝りをすると、おじさんは
    「もっとがっついたらな!」と冗談交じりに笑っていました。こういう経験はやはり
    こういうところに行かないとできないものですね・・・

    そして予約したホテルへ。何も考えずに東横インの1番館を予約しましたが、よく考えたら新しくできたほうが
    2番館で、そちらのほうが駅に近いはずなんで、2番館にすべきでしたね・・・

    2日目、富山市メインの観光と、帰宅です。

    1日目の夜のうちに行こうか行くまいか迷っていた施設もいくつかありましたが、
    両方とも明るい時のほうがいいかなと思い、2日目に2つの施設を回ることにしました。

    1つは「ガラス美術館」。文字通りガラスを使った美術品を展示しているところで、実は前の年にも
    プランが上がっていましたが、遠回りになってしまうためにやめていたのです。

    もう1つは「水墨美術館」。ガラス美術館とは距離が離れていますが、こちらもぜひ訪れたかったところ。

    美術が多い理由としては、自分は楽器が趣味であるが、ここいらで音楽以外の芸術の考え方も取り入れていきたい
    と思ったからです。高校で芸術の選択で上がるのがちょうど書道と美術と音楽。高校当時は自分は音楽が
    苦手だったため、美術を専攻しましたが、久々にその空気に触れてみようかと思ったわけです。

    ガラス美術館のオープンに合わせて歩いて回ればじゅうぶん2か所とも回れるので、駅近くのロッテリアで
    悠々と朝食。この年は祝日が極端に少なく、お盆休みがないという人まで出たくらいです。出勤する人々を
    横目に朝食をとっていました。

    朝食を済ませ、ガラス美術館に向かって歩いていると、何やらすごいものが・・・
    富山の路面電車、セントラムです。近未来的なそのフォルムに、乗り物好きのハートをわしづかみにされ、
    写真を何枚も撮りました。

    自分は撮り鉄ではないのですが、迷惑をかけないぎりぎりの範囲で様々なアングルから撮るほどに、セントラムは
    かっこよかった。中でも黒がお気に入りです。

    歩きながら、撮りながらで、美術館に。図書館も併設しており、どちらもチケットが必要のため、すでに長蛇の列ができていました。

    ガラス美術館は4階から6階の3フロア。すべて見て回りました。

    ガラスというとステンドグラスみたいなキラキラしたものばかりと想定していましたが、すりガラスや、
    粘土のように一度溶かしたものを丸めたりなどしてさまざまな美術品が作られていました。

    ガラス美術館を出て、水墨美術館へ。駅を挟んでの反対方向なので、来た道をひたすら戻ります。
    ・・・次々とくる路面電車を写真に撮りながら。

    実はこのとき、時間にあまり余裕がないのと、水墨美術館に行くのにどれぐらい時間がかかるのか
    わからなかったので、少し焦っていました。しかし、来る機会としてはかなり少ないだろうから、
    マックスで楽しめるようにそう急ぎはしませんでした。

    そして駅到着。さすがに大規模な駅ですので、タクシーが何台か待機しています。
    ダメもとで「水墨美術館!」と頼んでみたら行けました。5分ほどで着きましたかね。

    このとき、周りの景色を見るというよりは、道を覚えて帰りは歩きで帰ってこれるようにしておきました。
    駅からはタクシーが出ていても、美術館からは出てないでしょうからね・・・

    そして、うす曇りの中水墨美術館へ。こちらは近代的な見た目のガラス美術館とは違い、いたって和風。
    茶室なんかもあります。(お茶を出す催しもあるみたいですが、やめておきました)

    どちらかというとついでで来た美術館ですが、やはり筆ということがあり、しかも墨ですから、ほとんどのものが一色、
    それを筆の強弱で表している。それが素晴らしかった。雲や海の風景画が多い中、軍鶏を描いた作品は
    軍鶏の荒々しさが筆のタッチで伝わり、特に目玉は迫力満点で最高でした。もう、来てよかった、と。

    で、美術館をあとにし、駅に戻るわけですが、もうあと1,2時間しかない。このままでは
    せっかくの県外での昼食もお預けのまま帰ることになる。

    それだけは御免だったため、先ほど覚えた道をひたすら帰る、帰る・・・多少より道もしながら。
    何せ川があったものですからね、パシャリパシャリと・・・

    実はこの日、富山では記録的な猛暑を迎えていました。後で調べて分かったのですが、なんとこの日の
    最高気温は38.3℃!台風は避けたものの、今度は歩くには多少危険な天候になってしまったわけです。

    途中自販機を見つけてはオアシスとばかりにジュースをガブガブ。歩いているときはいいけど信号待ちとかが
    つらいので。

    で、駅へ向かう最後の信号が、目の前で赤に。仕方がないからカバンからペットボトルを取り出して
    飲んでいると、アナウンサーらしき人とカメラを持った男性が同じ横断歩道で待っていて、
    ちょうど信号の切り替わりで暑そうにしている人たちを逃してしまったばかりみたいで、
    これだ!とばかりにジュースを飲んでいる私に向かってカメラを恥ずかしげもなく向けてきました。

    自分のほうは、それどころじゃないので、「もういい、撮れ撮れ」という感じでジュースをがぶ飲み。
    しかしある程度飲んだところで、意思表示はしてやろうかと思い、そちら側を向くと、横の信号の点滅とともに
    2人は去っていきました。撮り逃げ・・・

    で、思ったよりも早く、市街地に突入。昨日泊まったホテルを横目に、駅到着。少しばかり時間が余っています。
    なので、何か手ごろな、できればチェーン店以外、と探していたところ、昨日の夜は客でごった返していた
    飲み屋が開いており、ほぼ空席の模様。

    これはチャンスとばかりに即入店。昼間からやってる飲み屋なんて、最高じゃないですか。

    入ってから分かったのですが、なんとそこでも富山ブラックを食することができる。なので迷わず注文。
    塩昆布おにぎりがあったかどうかは覚えていませんが、ここは時間もないしささっと飲んでいきたかったので、
    ハイボールを注文。しかもその飲み屋は2階にあり、富山のかっこいい路面電車を一望しながら飲んで、食べることができる。
    もちろん撮影も。この富山旅行の集大成と言わんばかりに堪能し、荷物を受け取ってバスターミナルへ向かいました。

    台風が心配された連休中にいい天気で回れた富山旅行ですが、一つだけ問題がありました。それは、
    帰省ラッシュともろかぶりの日程だったことです。

    いつも、富山は金沢とセットで訪れるため、しらさぎで名古屋から金沢に行ってから高岡、氷見まで行って
    帰ってくるという日程ですが、今回、金沢には行かないので、最初から高岡行きのバスで行くことにしていました。

    行きは若干の遅れ。帰りはというと・・・

    約1時間の遅れ。まあこの辺は想定内でした。バスの出発・到着が名古屋なので、
    帰りに名古屋駅でエビフライを食べて帰宅。とても充実した2日間でした。

    幸いなことにまだ独身ですので、このように一人で身軽な旅をまた楽しもうと思っています。

    加筆している今現在は2019年の1月・・・ずいぶんと放置してしまいましたが、せっかくの思い出なので、
    完成させることにしました。



  • 広告
  • 1泊2日 富山・金沢の旅

    2017-08-23 20:46

    このたび、お盆休みを利用して、2015年のGW以来、2年ぶりに富山を訪れました。
    金沢は1年前にも行きましたが、2年前に行ったときは日帰りで、愛知からでは
    弾丸ツアーさながらの旅程になってしまうため、思い切って泊まり込みとしました。
    ホテルはF先生の生まれの地である高岡とし、初日は金沢経由でそのまま
    A先生の生まれの地である氷見で観光、その後高岡で過ごし、次の日は金沢でお買い物
    という段取りにしました。正直、まる2日もいらないようなスケジュールですが、
    なんとまあ帯に短し襷に長しというか・・・

    当日、天候はあいにくでしたが、行きのしらさぎから見える滋賀、福井も含め、
    田園風景と曇天がマッチしていて実によかったです。なぜか特急しらさぎが
    1号車なのに遅れて到着し、計画がどんどん後ろ倒しになってしまいましたが、
    午後2時には氷見に到着。以前は途中で折り返した漫画ロードを終点までいざ闊歩!


    ・・・以前来たときとそんなに変わらなかったです。喪黒福造像を過ぎると、
    終着点はすぐそこだったんですね・・・

    時間が多分に余ってしまったため、近くの食堂でやっとの昼食
    観光地としてはあんまりなのか、僕以外そこのメンツは全員
    顔なじみだったみたいです。アウェイな感じでぶっかけうどんを
    平らげ、本来素通りするはずだった潮風ギャラリー、藤子不二雄A展
    へと向かいます。(2年前も訪れましたが、ずっと手に入らなかった黒ベエの1巻を
    丸々読んでいました)

    入館して、おととしはじっくり見れなかったところも見ようかなと

    うろうろしていると、あるものを発見!

    その瞬間、行きの特急が遅れたこと、そのせいでいろいろと遅れてしまったこと、
    飯屋でのアウェイな感じだったことも忘れ去りました。というのもそこにあったのは・・・

    笑ゥせぇるすまんNEWの絵コンテ!

    ※館内1階は撮影禁止のため画像はありません。ぜひ自分の目で見に行ってください

    もう、釘付けです。あったのは、第1話Bパートの「ご利用は計画的に」と第10話Aパートの
    拾ったフィルムのヒトの絵コンテ。
    なぜ「拾ったフィルムのヒト」なのか、僕はこのエピソードはあまり好きではないため
    (別記事「笑ゥせぇるすまんNEWが微妙と言われるワケ」参照)
    流し見る程度でしたが、写真に写っていた舞台が氷見だったんです。気づかなかった・・・

    そして、これまた以前は急ぎで見ることのできなかった藤子不二雄A氏の略歴なんかもじっくり見て、
    一応は2階も訪れました。なぜか本棚からは黒ベエがなくなっていました。
    2階は撮影OKだったので、NEWのポスターを撮ってきました。

    1階に戻り、店頭に並んでいた喪黒グッズを、当たり前のように全種類購入。
    入館料は200円ですが、会計額は1万円近くまで行きました・・・
    それでも、缶バッジは2つずつ買っておけばよかったと後悔するくらいでした。

    帰りは、少し余裕があったので、氷見の風景を十分に堪能し、氷見線にて高岡まで戻りました。

    Aも見たのだからFのほうも!と旅程には高岡美術館を訪れる時間を作っていたのですが、
    入館時間を調べずに行ったら、もう閉館していました!
    みなさん美術館の閉館時間はちゃんと調べていきましょう。意外に早いです。
    高岡美術館は16:30入場締め切りです。

    高岡の何個か前の駅で降りてしまって、氷見線というのは非常に本数が少ないので、
    そこから高岡までは歩きました。


    高岡のロッカーにてキャリーバッグを回収。そして、高岡と言えば
    寿司!らしいので、目的の寿司屋を探しながら再びウォーキング。

    ところで、わたくし、天性の方向音痴なのでございます。
    なので、目的の寿司屋がどこにあるのか、スマヒョの地図を見ながら歩く、歩く・・・
    絶対にすし屋なんかない、学校やモデルハウスが並んでるところも歩きました。やっとの思いで見つけた寿司屋は、
    満員、長蛇の列。さすがにあきらめました。
    じゃあ同じ寿司屋だからっていうことで、はま寿司が近くにあったので、ここでもいいかと
    思ったら、こちらも満員。休日の夕方ということで、家族連れがわんさかいましたね。

    もうどこでもいい!とにかく飯屋!と思っていたら、視界に飛び込んできたのは・・・
    モスバーガー!富山にまで来て、モスを平らげるという常軌を逸した行動に出ました。
    しかもこのモス、ありがたいことにドライブスルー対応なのです。つまりどういうことかというと店内はガラガラなのです。ゆっくり食事を終え、これまたたまたま視界に映った、
    予約済みのホテルに直行。

    到着は20時と早めでしたが、疲れを取らねば後半の金沢戦に備えられないと思い、
    じっくり休んで、22時には寝ました。


    2日目、早めに起きて、最寄りの新高岡駅から高岡駅へ。
    お勧めのグルメをみると、高岡駅近くのホテルのモーニングがいいとのことなので、
    宿泊客ではないくせに、食事券を買って朝食(一応店員さんには確認しました)
    和食、洋食が選べたので、和食を選ぶと、朝から刺身が出てきたりなんかして、
    さすが富山ですね。

    時間もいいころになって、ようやく金沢へ。ここではもうショッピングメインになるので、
    あまり語ることも、写真を載せることもないかと・・・

    かなり時間に余裕を持ったプランでしたが、最後服を選ぶのに時間がかかり、
    割と駆け込みでしらさぎに乗り込む形となりました。

    そのまま名古屋へ向かい、我が家の最寄り駅へ。無事に帰ってこれました。

    普段泊まり込みの旅行というと、ライブの日程で東京に、というものばかりでしたので、
    地方への泊まり込みは今回が初めてでした。なかなかいいものでしたので、
    長期休暇で時間に余裕がある方は、ぜひ試されてみては?



  • 笑ゥせぇるすまんNEW 微妙と言われるワケ

    2017-05-22 20:47

    2017年4月より、20数年の時を経てファン待望の”笑ゥせぇるすまん”アニメのリメイク
    残念ながら旧アニメで主役の喪黒福造を演じた大平透氏はアニメ放送の1年前に亡くなってしまったが、後輩の玄田徹章氏が大平氏の指名により後任、立派にその大役を果たしている。
    (後日談だが、玄田氏は直に言われたのではなく、人づてにそのことを聞いたらしい)

    音楽、アニメーションは旧作と同じく、田中公平氏による作曲、シンエイ動画によるアニメーションということで、私も放送前からテンションがMAXだった。一部の地域を除いて地上波で見ることができなかったり、時間帯が夜遅いなどテレビで見ることは難しいが、毎週火曜日の24時にニコニコ動画にアップロードされ、1週間無料で視聴可能である。

    旧作アニメ放送当時は私は生まれたばかりで、当然見ることができなかったので、今こうしてリアルタイムで毎週アニメを見て、仕事中に思い出して「あの話、すごかったなあ」なんて・・・こういう生活が送れるのは、ファンとしてかなりうれしいです。

    で、ほかの人の反応も気になるわけで、ニコニコのコメントをいちいち停止して読んだり、ツイッターで検索かけてみたり、するわけですよ!そうするとですね、結構マイナスな意見も多くて、ちょっとがっかりしたり・・・
    私は笑ゥせぇるすまんが大好きで、原作、旧作はもちろん、今作も楽しませてもらってますが、そのマイナスな意見にちょっと賛同できる部分も、あるわけですね。
    やっと本題に入るわけですが、なぜ”微妙”と思えるか、その原因について探っていきます。

    ”そもそもなぜ、旧作アニメが成功したのか”
    平成元年に放送開始した旧作アニメでは、それまで児童向けというイメージがあった藤子不二雄A氏による、初めての大人向けアニメということでも注目を集めていた。時間帯は夜遅くであったが、大人はもちろんのこと、子供にも人気が出ていた。とある番組の中のアニメコーナーという形で始まったが、人気が高かったため放送時間は固定しなかったとか・・・
    夜遅くの放送にもかかわらず成功したからくりは、いくつかあると思います。あくまで個人的な考えですが、

    ・藤子不二雄A氏による不気味なストーリー
    ・田中公平氏による雰囲気抜群のBGM
    ・大平透氏による、喪黒そのものを現したような声
    ・シンエイ動画による、ストーリーにも負けない不気味なアニメーション
    ・1話10分で完結という見易さ

    あと、これが大きいと思います。
    5分尺想定の原作を10分アニメとした

    原作は、結構短いです。あっという間に見終わります。
    おそらく、セリフをある程度カットして無理やりで詰め詰めでいけば、5分で収まるでしょう。そこの間を、笑ゥせぇるすまんは独特の演出やオリジナルの脚色で埋めていったため、非常に完成度の高いアニメーションになったと考えています。とにかく演出のレベルが高いです。
    最後のほうのスペシャルは、黒ベエをはじめとする同作者の別のブラックユーモアに喪黒を導入することにより、違和感なく面白いストーリーを作っていましたので、話選びのセンスもあったと考えられます。

    では、NEWはどうでしょう
    現在第7回までの放送を見た限りの話ですが、Aパートはセリフや展開が原作通りのものが多く、しかも無理に全部コピーしようとしているため、余裕が生まれず、演出でのカバーができていないように思われます。(演出自体はかなりいいです)
    電話をスマホに変えたとか、そろばんをPCに変えたとか、その辺の変化には力を入れてるけど、セリフが50年ぐらい前の原作とあまり変わってないのは、正直違和感しかありません。
    また、1話の白昼夢は、旧アニメでは喪黒が原作とは大きく違った登場の仕方をしますが、私はこちらのほうが好きでした。

    面白ければいいのだから、原作と大きく違っても構わない、と私は思うのですがね・・・ドラマ版のように、オチをまるっきり違うものに変えるぐらいでも、いいと思います。原作厨を配慮してのことかもしれませんが、私からすれば、原作を完コピするくらいならわざわざアニメを見る必要はないといった考えです。
    つまりは、脚本が手抜きってところが、微妙と言われる原因の一つですかね。

    また、旧アニメでは、喪黒の自己紹介と笑い声の後、不気味な音楽とともに舞台となる東京を俯瞰した映像から始まり、
    徐々にお客様の環境、お客様の風貌、名前や職という感じで遠巻きから近づいていく演出、そしてタイトルとなります。
    この音楽と映像が、「いかにも満たされていない、心の隙間のある現代の社会人」という感じがしていいのですが、
    NEWでは音楽が変わっています。これ、旧アニメでは喪黒が名刺を差し出すときの音楽なんですよね。
    なので、コミカルな登場の仕方をすることもある喪黒ですから、音楽もそんな感じに作られています。それをOPに持ってくるのは・・・

    ”クレーマー対策のための、仕方がないストーリー選出”
    原作は、かなり過激なものも多いです。第4話の「プラットホームの女」はファンの中でも人気の話ですが、オチが弱くなるのではとの声もありました。それはアニメ版「学校の怪談」の口裂け女の回が中止になったことからも懸念されていたことでした。
    これまでドラマ化や旧アニメ化ができたものでも、そのまま現在放送できるかと言えば、怪しいものが多々あります。
    ドラマ化もされた、旧アニメ第1話でもある「たのもしい顔」は、女性の乳首が映らざるをえないため、アウトです。
    連載第1話である「ともだち屋」も、痴漢の冤罪を連想させるため、グレーです。
    その結果どういうことが起きるのかというと、「オチが弱い」「オチがほかの話とかぶる」といった事態になるのです。

    旧アニメと比べて変わったところは、声優と、時代ですが、声優は全く問題がないため、時代変化の影響がかなり大きいです。ただ、オチがかぶるのはどうかと・・・あえて似ているストーリーを選出しているのではないかと思われるぐらい、かぶってるんですよ。
    最初の3話が公開されたとき、白昼夢と温泉奇行を連チャンでやることや、弁当戦争をチョイスしていたことで、「これ、まずいんじゃないかな」とは思ってました。「マボロシガイシャ」が面白かったので、少し安心しましたが・・・

    いかがでしょうか。微妙になったと思われる原因は、時代の変化によるしょうがないものもあるということです。なので、細かい演出や声優の違いに注目してみたら、少しは楽しさが増えるのではないでしょうか。ただ、やっぱり、ストーリーの吟味はもうちょっと頑張ってほしかったですね・・・そこはもう少しうまくいったと思います。
    次回Aパートの「夢に追われる男」は・・・フフフ、なかなか面白いですよ。