読書感想文「言ってはいけない残酷な真実」_橘玲
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読書感想文「言ってはいけない残酷な真実」_橘玲

2016-10-22 22:11
    ちょっと前に話題になった本で、なんともなしに手にとって読み出したんですけど、あまりの面白さに圧倒されました。





    内容は人間の遺伝に関することです。



    例えば 

    1 運動能力の高さ
    2 体型や容姿
    3 音楽の才能
    4 知能の高さ
    5 糖尿病になる確率
    6 精神病になる確率
    7 犯罪を犯す確率


    1〜7のそれぞれの要素で、親と子の相関関係がある程度強いのは何番でしょうか?(唐突ですけど)








    答えは、全部です。(すべての要素で高い相関関係)





    A「背が高い親からは、背が高い子どもが生まれやすい」という説には誰も反対しなさそうですよね。

    B「大学教授の子どもは頭がいい子が多い」という説にも反対する人は少なそう。

    でも、C「子どもの成績が悪いのは、親がバカだからだ」という説に同意することは難しいでですよね。BとCは同じ内容を言い方を変えているだけなんだけれど。


    この本ではそういった、「なんとなく言いづらい」社会でタブー視されているテーマについて、主に親と子との遺伝に関わる因果関係を、明確なエビデンス(証拠)を元に明らかにしていくわけです。



    この本が抜け目ないのは、(当たり前ではあるけれど)山のように出典を提示して、そのことを統計的に証明している点です。



    つまりこのデータの前では、「いやいや、たとえ親が凶悪な犯罪者でも、子供には一切関係ないよ(データは疑似相関だ)」と主張することはできないということですね。


    真実は「子供の親が凶悪な犯罪者だった場合、その子供には一切関係ない世界が理想だけれど、実際は子供も犯罪を犯す可能性が通常よりかなり高い」です。(んッんーーー残酷、、)




    そういった遺伝による人間への影響を提示していくんだけど、合間に歴史的な論争や背景なども紹介してくれて、それが最高のアクセントになってものすごく面白く、こういう学術的?な内容でこんなに面白い本は初めてかもです。




    この本を読むと、地球の歴史は表では戦争という争いの歴史だけれど、裏では「真のインテリ」と「リベラル」との戦いでもあったのかなと思いました。


    というのも、この本が提示しているような「残酷な真実」は、いわゆる「人権派」の人たちによってことごとくつぶされてきた歴史があるらしいです。

    つぶしてきたのは「人間はみんな平等で、努力は結果に結びつくものだ(公正世界信念)」という『理想』と『現実』の区別が付いてない人たちですね。






    日本でも近年「放射脳」という言葉が認知されてきましたけど、今沖縄で起こっていることも、件の「真のインテリ」と「リベラル(放射脳)」の戦いなのかなと僕には思えます。




    (この本に書いてあることについては言いたいことがすごいいっぱいあって、いつかこのブロマガで書きたいです)



    2016年に読んだ本の格付け    (Sに近いほど実践的)

    S

    最速でおしゃれに見せる方法   
    究極のトレーディングガイド   
    最高の休息法
    諦める力
    なぜ投資のプロはサルに負けるのか?
    自宅で30分でできるダンベルトレーニング

    A
    百人百色の投資法 vol2
    外資系金融の終わり
    七つの習慣
    トレードシステム徹底比較
    なぜあなたの仕事は終わらないのか
    人生はドンマイドンマイ

    B
    ロンドンFX
    人を動かす質問力
    言ってはいけない残酷な真実    ←ここ!

    C
    脳とトレード
    悩みどころと逃げどころ
    投資家のための金融マーケット予測ハンドブック
    HARD THINGS



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