本の感想「コンテナ物語」
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本の感想「コンテナ物語」

2017-02-05 15:55
    原題は How the Shipping Container made the World Smaller and World Economy Bigger


    ニコニコにも関係が深い西村ひろゆきさんが「誰にでも進めれる2冊目の本」と絶賛した本です。文字どおりコンテナの歴史を紹介した本です。





    この本によると、コンテナの登場はあらゆるイノベーションに比べるとあまり注目されていないが、近年のIT革命並みのインパクトだというのです。


    現代では、世界中の工場から製品が届き、あらゆる労働力(サプライヤー)が世界のより安いところに流れていくのだけど、これはコンテナによって輸送費がかぎりなく安価になったからであり、コンテナ以前は考えられなかったそうです。


    だから以前の産業は、基本的には「地産地消」で、地場店舗はある種地理的要因に保護されていたんです。でもコンテナの登場により、地方の小さな商店にすら、好むと好まざるとに関わらずベトナムの原料やミャンマーの製品との競争を強いられるーーーつまりグローバリゼーションが押し寄せたというわけです。



    そしてひろゆき氏によれば、コンテナが革命であるポイントの一つは、途中で誰もコンテナを開けることができないということなのです。これによって中国人による輸送途中の盗難リスクがなくなり(笑)、先進国が安心して人件費が安い中国に仕事を頼むようになり、中国が世界の工場となったわけですね!




    かなり長い本で(実はまだ全部読んでない。。)、コンテナという発明品を、輸送業界に根付かせるために、どんな物語があったのかということはすごく面白いです。

    コンテナ以前の港で働いていた沖仲仕という存在。コンテナの仕掛け人のマルコムマクリーンという人物。マクリーンがいかに既存勢力や、ただ変化を好まないだけの慣習と戦ってきたか。


    革命と呼ばれるほどの変化はまさに劇的で、それはただ「箱にものを入れて運ぼう」と言い出した人ができるものではありません。古い法律。既得権益。今までの常識。イノベーションとは、予測もできないあらゆる敵に打ち勝つことなんだなということがわかりました。





    ひろゆき氏絶賛の「コンテナ物語」、僕としては最高!というほどではないですけど(無駄に長いし)、いい本だったと思います。





    2017年に読んだ本 (Sに近いほど実践的)

    S

    A  

    B  コンテナ物語     ここ!!
       世界を変えた10冊の本
       生き残りのディーリング   
       運命を切りひらくもの      
       借金2000万を抱えた(略




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