本の感想「コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと」 川上量生
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本の感想「コンテンツの秘密 ぼくがジブリで考えたこと」 川上量生

2017-02-19 01:32
    言わずと知れたニコニコ動画のトップ、川上量生さんの本です。





    俺が初めて川上量生という人間を認識したのは、一回目のニコニコ超会議の時でした。討論会みたいな番組で異彩を放っていて、いい意味で「こいつは何者なんだ???」と思ったものです。


    その後、この人(のモノとされている)ブログやツイッターを追いかけるうちに、川上量生という存在がますます気になる存在へとなっていったわけです。

    その人が出した何冊かある本は長らく読みたいと思っていました。



    この人の立ち位置はすごく変わっていて、旧ドワンゴ(カドカワ)のトップにいながら、あのスタジオジブリにプロデューサー見習いとして所属しているということなのです。
    しかもちょっと物見遊山で顔を出すというわけではなくて、(少なくともこの本に書いてあるには)、ドワンゴには週1日しか出社せず、ジブリには毎日通っていたとのことです。



    そしてこの本の感想ですが、かなり難しく少し面白かったです。少し。






    川上さんの文章はものすごく理系チックで論理的です。これはものすごく。

    「コンテンツとは何か?」というテーマずっと追っていくわけですが、ただ言葉の意味を探るというのではもちろんありません。トコトン論理的に、数学の公理を基準にした新しい定理の証明のように積み立てていくといった具合です。それはまるで文章で表した数式のようでした。




    川上さんはジブリで働く際に当然、宮崎駿さんや鈴木プロデューサーや、高畑勲さん、彼らと関係浅からぬ庵野秀明さんともいろいろ関わるのですが、そうしたいわば天才クリエイターたちとの対話から川上さんがコンテンツやクリエイターの秘密を分析して解説してくれたりもします。
    その部分は、「例えば『となりのトトロ』のこの場面では、、、」みたいな具体例があって、それはすごくわかりやすいし面白いんですけどね。




    この本を読むにあたって、おそらくは何かしたらビジネスに関することが書かれるんだろうなあとワタクシはぼんやり思っていました。(そもそもなぜスタジオジブリに入社したのかとか)

    それくらい川上量生という名前は偉大だし、今までのブログやツイッターからそのことを連想いてしまっていたんですよね。私が勝手に。



    その先入観がこの本を読むにはかなり邪魔になっていたように思います。テーマは本当にタイトル通りです。日本のIT界のトップにいる人からは連想できないような内容です。だからこの本は逆に、ニコニコ動画のことはあまり知らなくてジブリのことは結構詳しい人が見るとかなり面白いんじゃないかと思います。





    2017年に読んだ本 (Sに近いほど実践的)

    S

    A  

    B  コンテンツの秘密   ここ!!
       コンテナ物語     

       世界を変えた10冊の本
       生き残りのディーリング   
       運命を切りひらくもの      
       借金2000万を抱えた(略





    難しすぎてオイラにはまとめきれず。。



    ジブリ映画の具体的シーンを例にした解説。ここはわかりやすいし、もう一度そのシーンを見たくなる。
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