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本の感想「サピエンス全史」 2016年 ユバル・ノア・ハラリ
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本の感想「サピエンス全史」 2016年 ユバル・ノア・ハラリ

2021-03-07 21:22
    2,3年前に話題になった本です。





    めっっっちゃ面白かったです。別にエンタメというわけでもないのに、事実を事実として紹介していくだけなのに。 これは売れるのも納得です。


    私は映画でも本でも、体験したものを右から左に受け流さないために配信で話したりブログにしたりして何とか血肉にしていきたいなと思っているんですが、この本はページ数も多いのに濃淡があまりない、、、つまり全部面白いという感じなので、それらを心地よく読める量に要約する術はありません。

    だから印象的な箇所だけを箇条書きでお茶を濁そうと思います。いぇい




    1  人類について

    「人類」というのは実は何種類もいた。我々はホモ・サピエンス。他にもホモ・ハビリスとか、ホモ・ネアンデルターレンスとかたくさんの種類がいた。


    これは犬でいえば「柴犬」とか「ゴールデンレトリバー」とか「チワワ」とかの違いをイメージしてくれれば良い。体格や知能なんかはかなり違う。交配で子供が出来るギリギリくらいの範囲


    ホモ・サピエンスは他のホモたちと比較すると知能も体格もかなり劣っている種族だった。
    しかし、ホモ・サピエンス以外のホモたちは、ホモ・サピエンスがその地や大陸にやってくると次々に滅んでいった。その理由はわかっていない。


    ヨーロッパや一部の人たちには、今でもホモ・サピエンス以外のDNAが数%残っている。




    2   人類とその他生物の違いについて


    ホモは他の動物に比べれば脳が大きいため、早くに出産する必要があった。
    いわば未熟児として生まれてくるようなもの。

    例えば、アリやクモや像は生まれた瞬間から立って歩きだすし、教わらずともその生物らしく振舞うことを知っている。


    一方で、人間は生まれて数年は親の世話にならなければ生きていけず、また教わらなければ人間らしく振舞うこともない。人間が社会的なのはこのためである。これらは全て「頭が大きく出産が早い」ことが遠因。




    3  狩猟から農耕について


    人間は狩猟生活をしていたが、食物連鎖の頂点にいたわけではない。真ん中くらい。虫や木の実を主に食べていた。集団でマンモスを狩っているいるイメージがあるが、あんなことはめったにない


    そして農耕という概念が人類に広まったが、これによって人類は知能も体力も退化している。(←衝撃) これにはかなり明確なデータがある。


    なぜなら、狩猟生活では知能も体力も優れた者しか生き残れなかったが、農耕生活なら単純作業をできれば誰でも生存できる。これによってかつては狩猟ができずに飢えて生き残れなかったものでも生存して子孫を残すようになったからだ。(狩猟生活で生き残っているのはエリートのみ)


    4  農耕生活が起こした変化


    狩猟生活では、食料の絶対量が決まっているので人口を増やすことは悪いことだった。

    一方で、農耕生活では人が増えてもその分農地を開墾すれば良い。また体力や知能に劣る子供が生まれても働き手になるので、人口を増やすことが良いことだというパラダイムシフトが起こった。

    それは同時に増えた人口を養う必要があることでもあり、一たび土地を開墾したらおいそれとそこを離れられないということでもあった。


    つまり、狩猟生活では人口は増えずらく、子供も死にやすいが、ある程度成長してしまえば平穏な生活を送る可能性が高かった。また生存している者たちは皆がエリートで全員の幸福度はおそらく高かった。

    一方農耕生活は、知能や体力に劣っても生存できるため人口は増えやすいが、成人してもその30~50%は病気や農地をめぐる争いで死んでいく社会であった。





    ※エントリ 01




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