【Vocaloid Editor 4】3種類のしゃくり(?)を作ってみる
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【Vocaloid Editor 4】3種類のしゃくり(?)を作ってみる

2018-12-06 23:39

    こんばんは。なお氏です。

    また技術的な記事を書きたい気分になったので書きます。

    例によって未熟なPなので、なんでもコメントくださるとうれしいです!お待ちしております。


    で、

    歌う時に音と音の間でわざと外す歌い方あるじゃないですか。いわゆるしゃくりってやつです。ちょっといい例が思いつかないけど。

    あと、いろんなIA曲の声を注意深く聞いてたんですけど、ベタ打ち+ピッチベンド以外のパラメータ弄りじゃ絶対出せない個性的な歌わせ方させてるPさんがよくいるんですよね。


    しゃくりを使うことの効果はいくつかありますが、

    ①はねた感じをつけて声質の幼さを強調させる

    ②歌にPなりの個性を持たせる<多分メイン>

    ③不規則性を作る事で曲全体としての一本調子感を回避する

    ④声のアタックが弱い時に発音時のみ太くする

    とまあ、こんな感じじゃあないでしょうか。


    最近曲作るにあたってそのしゃくりのようなものが表現できないかな、と思って弄ってたら多分これじゃん、ってことになったので、さっそく紹介していきます。

    ことわっておきますが、IAでしか試してないので、他のライブラリだとまた違った挙動をするかもです…ご承知おきください。


    ★しゃくりってこう作る(多分)


    ちょっと作り方を見てみますか。

    手前味噌味噌失礼します。こいつのAメロです。冒頭「星の見えるあの場所で」ですね。





    ここでは3種類のしゃくりを採用してみました。

    ①青のしゃくり

    音符と音符の切れ間に対し、前の音符で無理やり音程を上げる方法です。


    これはしゃくりというよりか「わざと外し」に分類されるような気がしますね。
    で~ぇ↑って感じになってます。

    当初はこれをふんだんに使おうと考えていたのですが、このしゃくり方にはデメリットが存在します。直後に次の音符が来ると、次の音符の滑舌がめちゃめちゃ悪くなります。後ろの音を太くするどころか細くしてしまいます。前にアクセントが置いてありますからね。

    しゃくりレベル的にも3種類の中で一番過激な部類に入るので、ここぞって時に使わないとただの調子っぱずれになってしまいます。使いどころがむずかしいしゃくりといえるでしょう。


    ②赤のしゃくり

    音符と音符の切れ間に対し、後の音符で無理やり音程を上げ、次の元の音程は母音のみにして後ろに重ねる方法です。

    これが多分かなーり使いやすいしゃくりです。元の音程の音符に発音が発生しているので、まあ雑にアタック感が2倍になります。

    要所要所で雑に使うと雑に歌がリッチになるしゃくりです。


    ③黄色のしゃくり

    音符と音符の切れ間に対し、後の音符で無理やり音程を上げ、次の元の音程は伸ばし音にして後ろに重ねる方法です。


    これだと、②に比べて幾分細いしゃくりになります。多分、元の音程の音符で発声がなく、ピッチのみ揺らいでいるからだと思われます。

    そんなに力入れて歌ってないけど、ちょっと表情をつけたい、みたいな時にぴったりなのではないでしょうか。


    ★しゃくり作りの補足 - 音符長さ


    これも悩ましき問題です。しゃくりの細かな音符の長さ一つで聞こえが全然違ってしまう事があります。

    上記で出した例では、BPM175の64分を基本にやっています。…正直細かすぎたと思っています。

    多分細かい方が印象の細いしゃくりになります。BPMが速い方なので、32分でも十分聞けました。まあ16分はちょっと無理でしょう。三連刻みはめんどくさいので試していませんが、ガチるならそれくらいの操作が必要なんですかね。いや、少なくともV4のUIだとマジでめんどくさいけど。

    あとはBPMを倍付けして倍細かくノーツを打てるようにするという選択があります。ただいろんなところに弊害が出る気がする。途中まで声作ってたら改めて直す作業ががが。

    この辺は曲のテンポと相談です。


    ★まとめ?




    ここまでつらつらとしゃくり(と私が勝手に呼称しているもの)を紹介してきましたが、しゃくりの使いどころは難しく、乱用すると歌を壊しかねないので、歌声の設計力が問われてくるところだと思います。

    迷ったときは、自分で歌ってみると解決する可能性があります。自分の歌を自分で聴くと基本死にたくなりますが、自然に歌う時に癖がどこで発生しやすいかがなんとなくわかってきます。

    上手に使えば歌に躍動感を与える事が出来るので、一度知ったらガンガン活用していきたいですね。私もまだまだ勉強が足りないので頑張ります。



    まとまらない記事でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました!


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